野菜すべてが健康にいいわけではない 栄養がほとんどない3つの野菜とは?

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栄養の無い野菜の代表選手?shutterstock.com

 さまざまな毒素や汚染物質にさらされている現代人。こうした毒素や汚染物質は体内の炎症の原因となり、将来多くの健康問題を引き起こす可能性がある。野菜にはこうした炎症を抑える働きがあるといわれており、健康的な生活を送りたいのであれば、日常の食生活に野菜を取り入れることは不可欠だ。現在市場には、非常に多くの種類の野菜が出回っている。だが、野菜だからといって一概に栄養成分が豊富なわけではないことをご存知だろうか。

 以下に、栄養成分が多く身体に良いとされる野菜と、栄養成分をそれほど含んでいない野菜の一部を紹介する。おすすめは効率良く栄養成分を摂取できる野菜。

<栄養成分豊富な野菜>
①ほうれん草
 用途が広く、多くの料理に使うことができる。蒸す、炒める、生で食べるなど調理法もさまざまだ。筋肉や心臓を強化する栄養素が満載で、消化器官の働きを助ける"女性の味方"の食物繊維が多く含まれる。また、ビタミンK、ビタミンC、カリウム、ルテイン、作用の強い抗酸化物質も豊富。さらに鉄分の含有量も多いため、妊婦の健康にもよいことが証明されている。

 各栄養素の効果は次のとおり。ビタミンKは血液凝固を助け、骨などの健康維持に役立つ。ビタミンCは免疫機能を高め、創傷の治癒を促進。カリウムには高血圧やむくみの予防・改善、ルテインには目の病気の予防・改善、鉄には貧血予防と疲労回復効果などがある。

②ケール
 近年人気の高い青汁などにも使われるケールを"新しい野菜"だと思っている人も多いだろう。この緑黄色の葉野菜は実は古代から存在し、何世紀にもわたって料理に使われてきた。筋肉や免疫システム、心臓に非常に良いといわれており、ビタミンKやビタミンC、食物繊維が豊富で、野菜の王様といわれている。

③トマト
 ビタミンAやリコピンを多く含み、さまざまな料理のほかジュースやカクテルにも使われる。
ビタミンAは視機能の改善、皮膚や粘膜の健康維持、感染予防に役立つ。リコピンには、血流や視機能の改善効果、生活習慣病の予防・改善効果、美肌効果などがある。

④ブロッコリーレイブ
 あまり日本人にはなじみのないブロッコリーレイブだが、アブラナ科の野菜で菜の花のようなほろ苦さが特徴だ。パスタにも合うし、鶏肉や魚などヘルシーなたんぱく質を使った料理の付け合わせにも最適だ。ビタミンCやK、ビタミンBが豊富で、また植物性タンパク質もある程度含む。

 タンパク質は貧血や脳血管障害、高血圧などを予防。植物性は動物性よりもコレステロール値を低く抑える。

<栄養成分が少ない野菜>
 次に、栄養成分が少ないといわれる野菜を挙げる。誤解しないでほしいのは、これらの野菜も身体に良いことに変わりはないということだ。また、いろいろな料理にも合う便利な野菜でもあり、単に期待するほど栄養成分が多くないというだけである。
①キュウリ
 水分含有量が多いため、キュウリパックなど美容に使うには最適。ただ、栄養面でみるとビタミンKをいくらか含有するだけで、それ以外目立った栄養素はない。
②ナス
 ベジタリアン料理で肉の代わりに使われることも多い野菜。多少の食物繊維を含んでいるものの、栄養価は高くはない。

③ラディッシュ(はつか大根)
 赤くて丸いラディッシュの見た目は可愛いらしく、風味は独特。栄養素はビタミンCを多少含むだけである。

 上記の野菜は栄養成分が少ないとはいえ、料理によってはその味や食感がアクセントになったり、見た目に彩りを添えたりするものもある。ただ、「野菜だから身体に良いはず」と考えてむやみに摂取するより、効率良く栄養素を摂れるように日常の野菜の摂り方を再考してもよいのではないだろうか。
(文=編集部)

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