>  >  > 「ジャンクフードはタバコよりも恐ろしい」それでも不健康食品を食べ続けるのか?

ジャンクフードはタバコよりも恐い! 錯覚で「高カロリー・高塩分・多量の砂糖」を食べている

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
480243531.jpg

こんな食習慣が身体にいい訳がない

 かつては若者の食べ物だったジャンクフードだが、今や性別年齢を問わず、その味に毒されている。ジャンクフードの厳密な定義はないが、一般的に「高カロリー、高塩分、多量の砂糖の食品」を指すだろう。ということは、たいていのジャンクフードは「栄養バランスが崩れた食品」でもある。

 カリフォルニア大学の研究チームは、ジャンクフード的な食料を与えられたマウスが、普通のエサで育ったマウスよりも肥満になるだけでなく、怠惰な生活態度になることも報告している。

 どうして、老いも若きもジャンクフードに病みつきになってしまうのだろう? そのことについて、考えていきたい――。

●我々は意図的に病みつきにさせられている

 いくつか理由があるのだが、まず、メーカーは食感や味に関して、最も繰り返し食べたくなる比率を調査し、それを採用している。たとえば、ポテトチップスのサクサクした食感はそうした研究の成果である。ハンバーガーのタンパク質や脂肪、炭水化物の割合も、そうだ。舌に訴えかける比率が研究され尽くしている。

 さらに、錯覚を利用したりもする。たとえばバターやチョコレートなどのように口の中で溶けて広がる食品は唾液を多く分泌させ、そのものの味にプラスして「おいしい」と思わせる作用がある。ソースやシロップの多用には、そうした効果もあるのだ。

バナー1b.jpeg
HIVも予防できる 知っておくべき性感染症の検査と治療&予防法
世界的に増加する性感染症の実態 後編 あおぞらクリニック新橋院内田千秋院長

前編『コロナだけじゃない。世界中で毎年新たに3億7000万人超の性感染症』

毎年世界中で3億7000万人超の感染者があると言われる性感染症。しかも増加の傾向にある。性感染症専門のクリニックとしてその予防、検査、治療に取り組む内田千秋院長にお話を伺った。

nobiletin_amino_plus_bannar_300.jpg
Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

あおぞらクリニック新橋院院長。1967年、大阪市…

内田千秋

(医)スターセルアライアンス スタークリニック …

竹島昌栄

ジャーナリスト、一般社団法人日本サプリメント協会…

後藤典子