2014.07.01

【病気の知識】 心の病気・強迫性障害

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

強い「とらわれ」や「こだわり」のために、自分でもばかばかしいとわかっていながらある考えが頭から離れなくなったり、不必要とわかっていてもその行動をいつまでも繰り返したりして、日常生活に支障を来している状態をいいます。


●どんな病気

 「とらわれ」や「こだわり」が極端で、自分でもばかばかしいとわかっていながらある考えが執拗に浮かんできて頭から離れなくなったり、不必要とわかっていてもその行動をいつまでも繰り返したりして、日常生活に支障を来している状態をいいます。
 欧米の統計では一般人口の1−2%にこの障害を持つ人がいると言われています。性差はあまり見られないようです。うつ病や不安障害との合併が多いことが知られています。


●どんな症状

 反復する強迫思考と強迫行為です。
 強迫思考は、心の中に繰り返し浮かぶ観念、衝動、イメージのことです。通常ご本人の意思とは反した、そして嫌な内容(不潔、暴力、死、わいせつなど)のものが多く、不適切で無意味とわかっていてもその考えが頭から離れず、いつまでも苦痛をもたらします。
 強迫思考に伴って高まる不安を打ち消すための行為や儀式を強迫行為と言います。たとえば「不潔に対する恐れ」から手をいつまでも洗い続けたり、「盗難」や「火事」を心配して何度も何度も戸締まりや火の元を点検しいつまでたっても外出そのものができなくなったりします。


●どんな診断・検査

 問診が中心になります。他の精神障害の併存についても調べていきます。


●どんな治療法

 まずは心理教育を行い、ご本人やご家族の疾病に対する知識や理解を深めます。薬物療法を行う場合、用法・用量を守ることが大切です。認知行動療法も平行してすすめていきます。

Recommended by logly
若いうちのEDは動脈硬化注意のサイン~不妊の原因の半分は男性である!
インタビュー「目指せフサフサピンピン!男性専門クリニック」第3回・メンズヘルスクリニック東京・小林一広院長

テストステロン(男性ホルモン)の存在に着眼し、AGA(男性型脱毛症)治療、男性皮膚治療、男性更年期、前立腺がんのサポート、男性不妊など、男性の外見や内面の健康に関わる様々な治療を独自の視点から行うメンズヘルスクリニック東京(東京・丸ノ内)の小林一広院長。第3回目は「男性妊活・男性力」について。
第1回AGA治療はコスパが重要~薄毛の悩みを抱える人は1200万人
第2回男性6人に1人が「隠れ更年期障害」! 更年期障害は女性だけの病気じゃない!!

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法…

郡司和夫

精神保健福祉士。フリージャーナリスト。1977年…

里中高志

日本中毒学会評議員(同学会クリニカルトキシコロジ…

横山隆