女子ラグビーの横尾千里選手に聞く!超ハード練習からの疲労回復・体調管理はどうしてる?

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大切なのはメリハリを付けて「休む時は休む」こと

 最後に横尾選手に自身の経験を元に、一般の人でも使える疲労回復法についてアドバイスを伺ったところ、「疲れている自分に対して、少し甘えさせる時間を作ってあげることが大事だと思います」と話す。

 「わたしも疲れて帰ってきて、気づいたら1時間くらい知らないうちに寝てしまい、起きて後悔することがあるんですけど、今は自分で時間を決めて、休む時は休むことが大切だと思うようになりました。家に帰ってきたら自分をうまくコントロールして、何時から何時まで休もうって時間を決めて休む。疲れているのに、焦って中途半端に何かやってしまったりすると、逆効果になることのほうが多いんです。ダラダラするよりはしっかりと休む時間を作って、生活の中にメリハリを付けることが重要だと思います。これが一番のリカバリーになると思います」

 本番に力を出す方法、モチベーションの高め方についても持論を述べる。

 「オリンピックに出る前まではオリンピックがすべてだったけど、いざオリンピックの試合当日になったら、全然緊張もしていなかったし、逆にそうなってしまっている自分にびっくりしたのを覚えています。大きな目標に突き進んでいくことも大事だけど、毎日の目標も大切だとこの時に気づきました。遠いひとつの目標に向かってモチベーションを高めていく作業より、今日の目標を立てて、それを日々クリアしていくことが大切。そうすることで知らないうちに自信がついて、本番でも動じないし、高いモチベーションのまま、勝負に臨むことができるようになるんです」

 ハードトレーニングの中も力を出し続けてきた横尾選手の言葉は誰より説得力がある。サラリーマンの普段の生活とはかけ離れた日常かもしれないが、究極のハードワークをこなす彼女の培ったノウハウは意外と自分たちの生活ともシンクロする部分があり、取り入れられる部分が多いと感じる。
(取材・文:名鹿祥史)

横尾千里(よこお・ちさと)
東京都出身。小学1年生からラグビーを始める。
2011年、国学院久我山高校卒業後、早稲田大学に入学。
2013年、ラグビーワールドカップセブンズ2013の7人制女子日本代表に選出される。
2014年、アジア大会の7人制女子日本代表に選出され銀メダル獲得に貢献。
2015年、早稲田大学卒業後、全日本空輸に入社。
2016年、リオデジャネイロオリンピックの7人制女子日本代表に選出される。
身長 164cm、体重 59kg、ポジションはフッカー(HO)。
ニックネームはちーちゃん

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