「片頭痛」を予防する最新装置の効果は? 磁気で脳の興奮を抑制 米食品医薬品局(FDA)も承認

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「片頭痛」かどうかがわかる6つのポイント

 片頭痛の悶絶苦悶の激痛は、本人にしか分からない。片頭痛の自己チェック法がある(出典:NHK健康チャンネル「片頭痛かどうかがわかるセルフチェックと痛みをやわらげる自己対策」2017年10月18日)。北里大学客員教授の五十嵐久佳氏は「片頭痛かどうかがわかるチェック」を以下のようにアドバイスしている。早速見よう。

①頭の片側に起こる
②ズキンズキンと拍動性の痛みがある
③我慢できない、仕事などに支障がある
④体を動かすと痛みが悪化する
⑤頭痛が起きると吐き気がする
⑥光や音に敏感になる

 五十嵐氏によれば、①~④の症状のうち、2つ以上が当てはまり、かつ⑤と⑥のうち1つ以上が当てはまる場合は、片頭痛と考えられるという。

 片頭痛の持続時間は、4~72時間とさまざま。症状も、階段の昇り降りなどでも生じ、空腹感、生あくび、イライラ、手足のむくみなどの予兆がある場合がある。

 また、片頭痛の1~2割の人は、視野の中央にギザギザした光が現れ閃輝暗点(せんきあんてん)が見られる。5~60分間ほど続いてから、あるいは閃輝暗点が消えてから60分以内に頭痛が生じる。

 では、片頭痛を緩和する対処法は何だろう?

片頭痛を緩和する対処法は?

 まず、冷たいタオルや保冷剤を痛む部位に当てると、血管が収縮するため、動脈の拍動を抑え、ずきずきした痛みを軽減する。患部を温めたり、もんだりしてはいけない。

 また、入浴やマッサージは控えよう。入浴は血管を拡張し、痛みが増す。静かな暗い場所で安静にし、少しでも睡眠をとると症状が落ち着く。仕事中などに突然発作が起き、ひと眠りが無理なら、椅子に座って静かにするだけでも痛みが軽くなる。

 そして、痛みが強くないなら、市販の頭痛薬で症状を抑えよう。痛みがやまない場合は、医療機関を受診しなければならない。

 さらに、国際医療福祉大学三田病院予防医学センター長・神経内科教授の桂研一郎氏は、以下のように付け加えている(出典:同前)。

 まぶしい光やうるさい音を避けたり、睡眠不足・睡眠過多・過労によるストレス、過食・偏食、アルコールの過剰摂取を避け、生活習慣を改善するのも重要。

 コーヒー・紅茶・日本茶など、カフェインを含む飲み物を適量摂取することも効果的。カフェインは血管を収縮する作用があり、痛みの早期に飲めば、脳動脈の拡張が抑えられ、痛みが軽減しやすい。

 だが、軽快しないなら、医師が処方する鎮痛剤のトリプタン系薬剤薬(イミグラン、ゾーミッグ、レルパックスなど)を飲むのがベストだ。トリプタン系薬剤は、脳の血管に作用して広がり過ぎた脳の血管を元の太さに戻すため、三叉神経(顔の感覚を脳に伝える神経)からの神経ペプチドの放出を抑える。また、トリプタン系薬剤は、三叉神経が受けた刺激を大脳に伝達するのをブロックするので、片頭痛だけでなく、吐き気、嘔吐、光過敏・音過敏などの症状も抑える効果がある。

 我が身を振り返れば、「頭痛持ち」は慌て者の人が多い!? 片頭痛が急に起きても慌てず、対処しよう。
(文=編集部)

*参考文献:「きょうの健康」テキスト 2017年8月号

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