シリーズ「DNA鑑定秘話」第59回

「公開大捜査」に出演した記憶喪失の和田さんと「伸矢くん」の父親のDNA一致せず

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
記憶喪失した和田さんと 「伸矢くん」の父親の DNAは一致せず! 親子ではなかった!の画像1

29年前に4歳で行方不明になった松岡伸矢さん(茨城県警察のHPより

 発端は2014年7月29日――。和田竜人さん(仮名)が愛知県内のショッピングセンターのトイレで意識不明のまま保護されたことに始まる。和田さんは、病院に搬送され、熱中症と意識障害と診断される。

 2018年1月31日に放送された『緊急!公開大捜索’18春〜今夜あなたが解決する!記憶喪失・行方不明スペシャル〜』(TBS系)に出演した和田さんは、「両親の記憶もない」と発言し、身元情報を求める。

 放送も終盤になり、視聴者から「伸矢くんに似ている」という多数の情報が寄せられていることが明かされる。「伸矢くん」とは、29年前の1989年、徳島県内で行方不明になった松岡伸矢くん(当時4歳)のことだ。

 徳島県警にも情報が寄せられたため、県警は伸矢くんの両親のDNA鑑定を行うと表明。だが、2月3日、「別の有力情報が入ったため」、両親のDNA鑑定を一旦は保留という報道が流れた。ただし、それらは誤報で、3日夜、伸矢くんの父親である松岡正伸さんが、自身のFacebookで「徳島県警がDNA採取を行なった」ことを明かしている。

 その後、県警によるDNA鑑定の結果、両者のDNAが一致しなかったことを発表している。
 
 報道によれば、松岡伸矢くんの行方不明が発覚直後、徳島県警は、県警機動隊、消防署員、地元消防団員、市民などおよそ200人を動員し、3ヶ月間に渡り捜索を続けたが、手がかりはなく、捜索を打ち切る。

 一方、和田さんは、4歳頃から17年間、見ず知らずの男性の家に軟禁されていたが、脱走。脱走後の記憶もない。身元を確認できる証明書がないため、部屋を借りられなかったが、現在は愛知県一宮市の自立支援センターで暮らしている。和田さんの身元は依然として判然としない。現在は「25歳」とのことだ。

 となると、松岡伸矢くんは現在35歳になるため、和田さんとは10歳もの年齢差が。DNA鑑定をせずとも、別人であることは明白のようにも思えるが……。

胃の不快感の多くは実は「機能性ディスペプシア」という病気
日本初の『胃弱外来』開設」後編:巣鴨駅前胃腸内科クリニック・神谷雄介院長

前編『大病院を転々した末にたどり着く「胃弱外来」 初診から約1カ月で8割の患者の症状が改善』

胃痛やもたれ、むかつきなどの症状があっても、検査の結果異常がないと診断され悩みを抱える患者さんが少なくない。こうした胃の悩みを抱える人たちのために開設したのが胃弱外来。患者さんの多くは新しく認知された『機能性ディスペプシア』や『胃食道逆流炎症』などの疾患だ。その具体的な治療法について話を伺った。

Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

精神保健福祉士。フリージャーナリスト。1977年…

里中高志

医療法人社団 三喜会 理事長、鶴巻温泉病院院長。…

鈴木龍太

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法…

郡司和夫