本能で楽しむ医療ドラマ主義宣言! ~第1回

ドラマ『アンナチュラル』で石原さとみは女医検視官の新境地を開くことができるか?

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やっぱり気になる石原さとみの恋の行方

 そしてそして『アンナチュラル』。『body of proof』になんとなく似ていましたね~。
その道のプロたちが一つの事件を歯切れよく解いていくスピード感は良かった。

 今までの検視官とは違って、まだベテランの域には入らない科学大好きな若い法医学専門のjoy。食べられるときにがっつり食べる。読みも外れるけれど、同僚とあれこれしゃべりながら自分の頭の整理をしていく感じが女の子っぽくて良い!確固たる知識でクリアカットに問題を解決していくさまは見ていて気持ちよかったですね。

 そういう意味では中堂系役の井浦新が演じる検視官は、これまでの検視官のイメージを踏襲しているのかもしれませんね。だからこそ石原さとみさんが際立ってきますね。

 そして、ルールを曲げてでも正義を貫くことのできる同僚、恋の予感……?

 同時に今回、劇中のMERS(中東呼吸器症候群)の問題は新型インフルエンザの時のような日本の対応の悪さ?も描写。大学病院の隠蔽?などふか~い問題が提示されましたね~。

 医療ドラマには無縁ではない大学病院の黒い感じはいつの時代も話題性があるのでしょうか。そしてやはり今回もjoyの仕事と私生活の両立は課題のようですね。joyにとっての結婚は事件解決よりも難関かもしれません。

≪医療突っ込みをしてみた!!≫
①急性呼吸ひっ迫?→急性呼吸窮迫(きゅうせいこきゅうきゅうはく ARDS)の間違いでは?
②肺がカチカチで急性肺炎はあり得ないな~……。
③7k=きつい 汚い くさい 危険 あとは……? 7つは言ってくれなかったあ~。


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井上留美子(いのうえ・るみこ)
松浦整形外科院長
東京生まれの東京育ち。医科大学卒業・研修後、整形外科学教室入局。長男出産をきっかけに父のクリニックの院長となる。自他共に認める医療ドラマフリーク。日本整形外科学会整形外科認定医、リハビリ認定医、リウマチ認定医、スポーツ認定医。
自分の健康法は笑うこと。現在、予防医学としてのヨガに着目し、ヨガインストラクターに整形外科理論などを教えている。シニアヨガプログラムも作成し、自身のクリニックと都内整形外科クリニックでヨガ教室を開いてい。現在は二人の子育てをしながら時間を見つけては医療ドラマウォッチャーに変身し、joynet(ジョイネット)などでも多彩なコラムを執筆する。

シリーズ「本能で楽しむ医療ドラマ主義宣言!」 バックナンバー

睡眠障害治療の新たな幕開け!個人に必要な睡眠の「量」と「質」を決める遺伝子を探せ
インタビュー「睡眠障害治療の最前線」後編:筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構・佐藤誠教授

前編『『人間の「脳」は7時間程度の睡眠が必要! 本当のショートスリーパーは100人に1人程度!?』』

ひとくちに睡眠障害といっても、さまざまな症状がある。1990年代後半から脳内に眠気を誘う「睡眠物質」を探す研究にスポットライトが当たり、2018年からは睡眠の質と量を決める遺伝子の解析も進められている。今回は睡眠障害について、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の佐藤誠教授に話しを聞いた。

Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

医療法人社団 三喜会 理事長、鶴巻温泉病院院長。…

鈴木龍太

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法…

郡司和夫

小笠原記念札幌病院腎臓内科。日本中毒学会認定クリ…

横山隆