「アルコール除菌」でウイルスを99.9%除去
「インフルエンザ対策としてマスク着用のマナーが浸透し、飛沫感染についての意識は高まっている。一方、接触感染、空気感染についてはまだまだ不十分」と話す今津嘉宏院長。
家庭内での感染拡大を防ぐには、「手洗い・うがい」に加え「<アルコール除菌拭きを習慣化>できると良いと考えています」とのこと。市販のアルコール系除菌剤を使用すると、ウイルスは99.9%除去できる。これを使って拭き掃除すると、使用したタオルにも拭いた部分にもウイルスはほとんど残らない。
今シーズンからは玄関ドアや各部屋のドアノブ、蛇口の周辺、ダイニングテーブル、スイッチ、リモコンなど、家族が手を触れる部分にはこまめなアルコール除菌を習慣化して、ウイルスの家庭内感染拡散を防ぎたい。
乳幼児やお年寄りはインフルエンザに感染すると重症化する恐れがある。家庭内での感染拡大対策はもちろん、繁華街への外出は極力控え、湿度の調整(50〜60%)、バランスのとれた栄養摂取、十分な休養を心がけよう。
(文=編集部)