受動喫煙対策で「客が減る」は本当か? <禁煙≠収入減>を示す調査報告が続々と

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
受動喫煙対策で「客が減る」は本当か? <禁煙≠収入減>を示す調査報告が続々と の画像1

禁煙で「客が減る」は本当か?(depositphotos.com)

 次にあげる1位~5位までの業種を一瞥して、いったい「なんのワースト順位か?」おわかりだろうか。ちなみに( )内は各業種の回答率だ。

 1位:外食(42.3)、2位:旅行運送(26.5)、3位:自動車販売(20.6)、4位:食品販売、5位:不動産(19.7)

 じつはこれ、「たばこの臭いで不快な思いをしたことがあるサービス業は?」を問われた、男女1500名(20歳以上の一般生活者)から寄せられた回答の集計結果である。

 不名誉な1位に選出された外食産業での体験とは、たとえば「せっかくの外食で禁煙席に座ったのに、店員がたばこ臭かった」というような場面だ。

 2位の旅行運送(鉄道・バス・タクシーなど)の場合でも、ようやく拾ったタクシー車内が明らかに直前まで運転手が喫煙していた残り香が充満していて思わずキャンセル……そんな体験の持ち主も少なくないだろう。

衣服の付着臭で好感度減の<残念店>

 3次喫煙(third-hand smoke)という言葉をご存じだろうか。かりに「分煙」や「禁煙」が行き届いている店でも、(従業員など)喫煙者の衣類に残るたばこ臭や、喫煙後の息から出る見えない煙(ガス状成分)などを吸入すれば、これが3次喫煙となる。

 そんな不快感の実態調査を実施したのは、24時間電話健康相談や企業・団体向けの「集団禁煙プログラム」開発でも知られるティーペック株式会社(本社:東京)。

 冒頭で紹介した調査結果も、同社の言い方を借りて裏返せば「タバコでモッタイナイことしている業種のワースト1位は外食産業」となる。

 この「喫煙に関する意識調査」では、「商品購入またはサービスを受ける際に、提供者からたばこの臭いなどを感じたことがありますか?」という接近遭遇時の体験も訊いているが、約6割(59.3%)の回答者が「ある」、そのうち約7割(68.4%)が「不快」と感じている。

 さらに「不快」と感じた回答者に「たばこの臭いが接客者への好感度に影響しましたか?」を問うたら、好感度が下がった(=悪くなった/ 非常に悪くなった)という層が60.3%を占めた。

 しかも接客者のたばこ臭で半数超(55.9%)の回答者が「購買意欲が下がった(=大きく下がった/ やや下がった)」としている点からも、該当店の残念(モッタイナイ)度がわかる。

幹細胞治療でCOVID-19の重症化抑制と予防の可能性
『新型コロナに対する幹細胞治療が注目』後編  スタークリニック院長竹島昌栄医師

前編『新型コロナ治療の救世主となるか 幹細胞治療の成果に注目』

いまだ世界的に猛威を振るう新型コロナウイルス。その治療薬やワクチン開発が進む中、注目を集めているのが幹細胞による治療だ。幹細胞治療に詳しいスタークリニックの竹島昌栄院長に話を聞いた。

nobiletin_amino_plus_bannar_300.jpg
Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

(医)スターセルアライアンス スタークリニック …

竹島昌栄

ジャーナリスト、一般社団法人日本サプリメント協会…

後藤典子

大阪大学大学院言語文化研究科教授。米国ウィスコン…

杉田米行