アマゾンジャパンが医薬品のネット直販を開始! 薬剤師の判断で注文キャンセルも?

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アマゾンが第1類医薬品の直販開始(depositphotos.com)

 インターネット通販大手、アマゾンジャパンは、Amazon.co.jpの「医薬品・指定医薬部外品」カテゴリ「Amazonファーマシー」で第1類医薬品の販売をスタートした。4月20日現在、鎮痛剤「ロキソニン」、胃腸薬「ガスター10」などおよそ70品目を取り扱っている(2017年4月18日「ITmediaビジネスオンライン」ほか)

 一般用医薬品のうち、原則として対面販売だけだった第1類医薬品は、副作用などのリスクがあるため、販売時に薬剤師が医薬品に関する情報提供を行わなければならない。インターネット販売には、薬機法の基準を満たした実店舗を持つ薬局・薬店であること、薬剤師が常駐しているなどの条件がある(政府広報オンライン:医薬品のネット販売を安心して利用するために)。
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201405/1.html

 2015年9月にアマゾンジャパンは、在庫を持つ実店舗「Amazonファーマシー」を開設し、薬剤師を雇用・常駐。副作用のリスクが比較的少ない風邪薬などの第3類医薬品、ビタミン剤などの第3類医薬品を直販してきた。

 今回、第2類、第3類で蓄積したノウハウを生かして第1類へ進出した。だが、現在、医薬品のネット販売(EC)市場は、ケンコーコム、楽天、セブン&アイ・ホールディングスなどのコンペチターが入り乱れ、価格競争が加熱している。

薬剤師が適正使用でないと判断すれば注文はキャンセルに

 サービス利用の流れはこうだ――。第1類医薬品をカートに入れてレジへ進む→薬品を使用する人の年齢・性別・アレルギー経験などを「ご使用者状態チェック」に入力する→「お薬の説明と確認」の内容を確認する→薬剤師への質問の有無を選択する→通常商品と同じ配送先や支払方法の選択画面へ進む→注文手続きが完了後、薬剤師が適正使用の確認を行う→薬剤師が適正使用の確認を完了すれば発送される。

 ただし、適正使用でないと判断した場合、注文はキャンセルされる。入力フォームからは、薬剤師への質問もでき、注文確定後に回答がメール返信される。薬剤師のチェックがあるため、アマゾンお得意のワンクリック購入はできない。

 メリットは何だろう? たとえば、薬剤師がいる時間帯に薬局に行けない人、対面販売では買いにくい育毛剤や膣カンジダ薬などを買いたい人、風邪などで体調が悪く、薬を買いに行けない人、妊産婦や育児が忙しい人などには大きな朗報だ。24時間いつでも注文でき、早ければ翌日配送されるのもメリットだ。

 販売されている第1類医薬品の主なラインアップを見よう――。

 鎮痛薬「ロキソニンS」、H2ブロッカー胃腸薬「ガスター10」、育毛剤「リアップ」、女性用・壮年性脱毛症用医薬品「リアップレジェンヌ」、咳止め薬「バファリンEX」、解熱鎮痛薬「コルゲンコーワLXα」などの人気定番が並ぶ。そのほか、アレルギー専用眼科用薬「ロートアルガードプレテクト」、男性用育毛剤「ミクロゲン・パスタ」、排卵検査薬「ドゥーテストLH」、婦人薬「フェミニーナ」、皮膚病治療薬「アクチビア軟膏」などもある。

 取り扱う第1類医薬品は、順次拡大される予定だ。

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