「ストレス太り」の原因が判明! 脳内ホルモンの過剰分泌で「食欲」が止まらない!

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我慢のしすぎはかえって太る?

 コルチゾールが過剰に分泌されると、なぜ肥満を招きやすいのか?

 コルチゾールには、脳内ホルモンのセロトニンを低下させる作用がある。そして、セロトニンには食欲を抑える作用がある。そのため、コルチゾールが過剰に分泌されると、逆に食欲に歯止めがかかりにくくなりという仕組みだ。

 また、インスリンの働きも低下させるため、血糖値を下げるために通常より多くのインスリンが分泌されるようになる。インスリンは脂肪の蓄積に働くため、過剰分泌によって食べたものが体脂肪として蓄えられやすくなるのだ。

 今回の研究では、コルチゾールの多量分泌と体重増加・肥満リスクには明確な関連性があることが示されたものの、どちらが先に生じたかの因果関係まではわかっていない。

 しかし、確実にダイエットを成功させたいなら、精神面の健康に配慮し、自分なりの健康的なストレス発散方法を見つけるなりして、なるべくストレスを溜めない生活を心がけるべきだろう。

 ビタミンCが豊富な果物や、DHAを多く含む青魚、ダークチョコレートなど、 ストレスを抑えてリラックスできるといわれる食品を取り入れてみるのもいいかもしれない。無理なダイエットでストレスを溜めては、本末転倒というものである。
(文=編集部)

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Doctors marche アンダカシー
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精神保健福祉士。フリージャーナリスト。1977年…

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医療法人社団 三喜会 理事長、鶴巻温泉病院院長。…

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