シリーズ「子どもには絶対に使ってはいけない生活用品」第24回

人工甘味料でアレルギーに! ダイエット食品に含まれる甘味料「エリスリトール」で5歳児が……

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ダイエット食品で大量使用の「エリスリトール」は添加物ではない

 エリスリトールは、果実や味噌、醤油などの発酵食品に含まれている糖アルコールで、添加物に指定はされていない。自然の食品における含有量は微量だが、大量に摂取しても下痢が少ないため、ダイエット飲料やダイエット食品には多量に添加されている。

 エリスリトールは食品扱いで添加物ではないため、微量に使用するということでほとんど表示をされることはない。このため、アンパンでアレルギーを起こしたケースでは、餡にエリスリトールが使われていたが、表示はされていなかった。

 各種オリゴ糖も砂糖代わりに使われているが、これらもアレルギーが誘発されている。しかし、これも食品扱いのため法律上の表示義務がない。一方、キシリトール、サッカリンNa、ソルビトール、ステビアの人工甘味料は、食品添加物のため表示義務がある。

 ただし、食品添加物はアレルギー表示の対象外で、注意表示はされていない。人工甘味料は、低カロリーで砂糖の甘さの100~600倍もあることから、ダイエット食品のみならず、清涼飲料水などでの使用量が増えている。

 にもかかわらず、添加物の人工甘味料でアレルギーが起こることは、あまり知られていない。原因不明のアレルギー症状やアナフィラキシーの場合には、甘味料や人工甘味料を疑う必要がある。

 食品添加物では、人工甘味料以外にも、コチニール色素に起因するアレルギー患者も多発している。このため消費者庁は、製造販売業者に異例の注意喚起を行い、表示をするよう求めているが、なんの強制力もないため、業者はアレルギー表示をすることなく使い続けている。

 赤飯、かまぼこ、エビ類などや市販のおせち料理にはかなり使用されているから、人工甘味料同様、要注意だ。


シリーズ「子どもには絶対に使ってはいけない生活用品」バックナンバー

郡司和夫(ぐんじ・かずお)

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法政大学卒。食品汚染、環境問題の一線に立ち、雑誌の特集記事を中心に執筆活動を行っている。主な著書に『「赤ちゃん」が危ない』(情報センター出版局)、『食品のカラクリ』(宝島社)、『これを食べてはいけない』(三笠書房)、『生活用品の危険度調べました』(三才ブックス)、『シックハウス症候群』(東洋経済新報社)、『体をこわす添加物から身を守る本』(三笠書房・知的生き方文庫)など多数。

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