ゴホンといえば龍角散。実はひそかにキメる薬として愛用されていた!?

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あまりにも怪しい龍角散のアンダーグラウンド服用方法!?(shutterstock.com)

 「ゴホンといえば龍角散」――。このキャッチコピーを知らない人は、まずいないだろう。龍角散は、江戸時代に殿様の喘息薬に処方された、龍骨、鹿角霜、龍脳がルーツらしい。のどに特化した異色の会社は、社名も「龍角散」だ。「儲けより人のためになるものを作る」が社是とか。大気汚染大国・中国の観光客は龍角散を爆買いするほどだ。

 同社の「のど飴」の生産量は、国内シェアNO.1の1日300万粒。生薬を飲むのが苦手な高齢者や幼児のために飲みやすくした世界初の服薬ゼリーも、むせない顆粒状のスティックタイプも超人気ブランドに上り詰めた。

 龍角散の生産に欠かせないのが、原料の生薬(薬用植物)だ。中国産は低品質・高価格のデメリットがあるため、龍角散は発祥地の秋田県で生薬の国産化を推し進めながら、安定供給体制を構築している。

龍角散は実はキメる薬だった!?

 龍角散の主原料の生薬は、「キョウニン(杏仁)」「キキョウ(桔梗)」「セネガ」「ニンジン(朝鮮人参)」「カンゾウ(甘草)」「アセンヤク(阿仙薬)」「マオウ(麻黄)」などで、直接、喉の粘膜に作用して、効果をあらわす薬だ。そのため<水なしで服用してください>との注意書きもある。

 こんな特徴を逆手にとって、巷でひそかに広がっているのが<鼻から龍角散>だ。

 異常に細かな粉末の龍角散を、ヘロインよろしく片側の鼻の穴を塞ぎ、反対側の鼻から一気に吸い込むのだという。ストローや筒状にした紙でもいいらしい。急激に鼻腔に龍角散の粉末が吸い上げられ、脳天までカッと刺激が走り、涙まで出てくる。

 この感じが爽快感を倍増し、その服用の見た目のやばさからひそかに通の嗜みになっているとか。鼻づまりの改善効果も増すというマニアまで出てくる始末。

 もちろん鼻から吸引した場合の効果に関するデータなどあるはずもなく、無駄なトラブルを避けたい向きには、記載の用法・用量を守るべきだろう。

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