トランプ氏の勝利で懸念される健康問題。10年以内に心臓発作の確率が7%!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

トランプが心臓発作を起こす確率は7%!?

 『FORBES JAPAN』(2015年12月19日)によれば、科学・医薬部門を専任するマシュー・ハーパー記者は「報告書は正しいだろうか? 答えはNoだ。トランプの年齢(70歳)の男性が7年前に当選したバラク・オバマ大統領の年齢(46歳)と比べて、より健康である可能性は極めて低い」と指摘する。それはなぜか?

 ハーパー記者によると、大統領の健康状態を示す証拠になる数値は、心血管系リスクを判断する「フラミンガムリスクスコア(FRS)」で示される。FRSは、数十年間にわたってマサチューセッツ州フラミンガム地区の住人およそ5000人(20才以上の成人)の健康状態を追跡した実証研究に基づく。年齢、性別、総コレステロール値、HDL(善玉)コレステロール値、最大(収縮期)血圧、喫煙の有無からリスクスコア合計を求め、今後10年以内に心臓発作などのCVD(心血管疾患)を発症する確率を評価・予測する推定値だ。

 ところが、ボーンスタイン医師が公開した報告書には、トランプの健康状態を示す数値は「驚くほど素晴らしい」と記載されているだけで、総コレステロール値がどこにも見当たらない。トランプの総コレステロール値を入力可能な範囲の最低値である130mg/dlと仮定して、検査時の年齢69歳と報告書にある最大(収縮期)血圧110mmHgをフラミンガムリスクスコア(FRS)に入力すると、今後10年以内にトランプが心臓発作などのCVD(心血管疾患)を発症する確率は7%になる。

 一方、就任時のオバマ大統領の担当医が発表したデータによれば、46歳のオバマ大統領の総コレステロール値は173 mg/dl、最大(収縮期)血圧は90mmHg。時々喫煙していたので「タバコを吸ったことがある」の欄にチェックが入っていた。だが、10年以内にオバマ大統領が心臓発作などのCVD(心血管疾患)を発症する確率はわずか3%だった。実際に発症していない。

 ちなみに、就任時のオバマ大統領(46歳)は歴代で5番目の若さ。就任時の最高齢は第40代大統領のロナルド・レーガン(69歳と349日)だ。トランプがアメリカ史上最高齢となる。

高齢リスクはヒラリーにも!?

 以上のデータを根拠に、ハーパー記者は「69歳は46歳と比べて心臓発作を起こす危険性はずっと高い。外見を見ても、トランプが歴代の大統領らよりも健康とはとても思えない。ボーンスタイン医師の診断も主張も信頼できない。しかも、今後8年間も大統領が病気に罹らない保証はない」とトランプの加齢に伴うハンディ、高齢リスクを警告している。

 言うまでもないが、大統領が事故や病気で死亡したり、辞任したりすれば、副大統領が大統領に昇格し、大統領権限を代行する。トランプはマイク・ペンスインディアナ州知事(57歳)を、クリントンはバージニア州選出のティム・ケーン上院議員(58歳)をそれぞれ副大統領候補に指名している。

 最高齢70歳のリスクに苦しむ共和党ドナルド・トランプ。加齢に伴う高血圧、認知症、がんなどの発症リスクも高まる両が大統領の激務とストレスに立ち向かえるのか疑問だ。ただし、トランプと1歳しか違わない彼女にも高齢リスクがあることは言添えておこう。

 第45代大統領の持病と高齢。その致命的な脆弱性は、世界情勢をさらに混迷に導き、世界の経済と平和を液状化させる恐れがある。
(文=編集部)

難治性むちうち症からなぜ多くの不定愁訴がおきてしまうのか?
難治性のむちうち症を改善 後編 東京脳神経センター 整形外科・脊椎外科部長 川口浩医師

前編『画像診断できない難治性のむちうち症を独自の治療法で改善』

原因不明で治療法がなく多くの患者さんが回復をあきらめていた難治性のむちうち症。東京脳神経センターで進む独自の治療で、めまい、動機、吐き気などの全身症状やうつ症状などの不定愁訴が大幅に改善しているという。その具体的な成果についてお話を伺った。

nobiletin_amino_plus_bannar_300.jpg
Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

医療法人社団 顕歯会 デンタルみつはし 理事長…

三橋純

近畿大学理工学部生命科学科ゲノム情報神経学准教授…

西郷和真

小笠原記念札幌病院腎臓内科。日本中毒学会認定クリ…

横山隆