拮抗筋ストレッチ、足裏のリフレクソロジー……カラダの不調に“間接的なアプローチ”で改善

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
1157707-2.jpg

日本では「足裏マッサージ」とも称される「リフレクソロジー」(shutterstock.com)

 6月14日、NHKの情報番組『あさイチ』で紹介された「拮抗筋ストレッチ」は、伸ばしたい筋肉の反対側の筋肉、つまり「拮抗している筋肉(拮抗筋)」を意識するとストレッチの効果がより高まるというものだ。

 同番組では、拮抗筋ストレッチで腰痛や肩こりを改善する方法を紹介。腰痛では太ももの後ろ側の筋肉が、肩こりではお腹の筋肉が関係しているため、それぞれの筋肉を柔らかくするストレッチ方法が提案されていた。

 加えて、足のむくみの予防や改善に役立つ拮抗筋ストレッチは、すねの筋肉を縮めて、ふくらはぎの筋肉をより伸ばすというものだった。

 拮抗筋ストレッチのように、不調を感じている体の部分に“間接的にアプローチ”することで症状を改善する療法は多い。そのひとつに「リフレクソロジー」がある。

古代の中国やインドでも“足裏へのアプローチ”

 日本では「足裏マッサージ」と呼ばれることも多いが、その語源(reflexology=reflex〈反射〉+〜ology〈〜学、〜論〉)からすると、「反射療法」という呼び方が正しいだろう。事実、足裏だけでなく、顔や耳、手への刺激もリフレクソロジーに含まれる。

 とはいっても、足裏は重要だ。ほぼすべての臓器の反射区が揃っており、第二の心臓とも呼ばれる。足裏にアプローチする反射療法は古くから世界中で行われてきた。

 最古の医学書といわれる古代中国の『黄帝内経(こうていないけい)』には「観趾法(かんしほう)」という足裏を刺激する療法の記載があり、古代インドで生まれたアーユルヴェーダも足裏のケアを大切にしている。

 不調の部位を直接マッサージするのではなく主に足裏を刺激して体内の特定の部位に良い変化をもたらすリフレクソロジーは、リンパや血液の流れを良くするほか、リラックスやデトックスなど全般的な体調改善が期待できる。

 その歴史は新しく、20世紀初頭のアメリカで誕生しイギリスに渡って発展した。そのため日本のリフレクソロジー店は「英国式」の看板を掲げているところが多い。

除菌で虫歯と歯周病を予防する「3DS」~薬を塗ったマウスピースを5分間はめるだけ
インタビュー 口腔内を除菌して全身疾患を予防する「3DS除菌」② 鶴見大学歯学部・探索歯科講座 花田信弘教授/山田秀則助教

第1回:口腔内の雑菌は100億個以上~<除菌治療>が歯周病と生活習慣病を防ぐ!
虫歯や歯周病の原因菌が、生活習慣病を引き起こす発症リスクになることがわかっているため、今後は虫歯や歯周病を直接治療するだけに留まらず、「予防歯科」の必要性が近年ますます高まってくる。鶴見大学歯学部付属病院では、3DSという治療法を用いて、歯科治療のみならず、全身疾患の予防を目的に画期的な専門外科を開設している。

近畿大学理工学部生命科学科ゲノム情報神経学准教授…

西郷和真

藤田保健衛生大学医学部第一病理学教授。慶應義塾大…

堤寛

シカゴ大学医学部内科・外科教授兼個別化医療センタ…

中村祐輔