腎臓と泌尿器の病気

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●膀胱炎

膀胱炎は、膀胱に起こる感染性疾患だが、大別すると、急性膀胱炎、慢性膀胱炎、その他の膀胱炎とに分けられる。予防には、排尿を我慢しない、水分摂取に努める、局所を清潔に保つ、過労ストレスを避ける、などが有効だ。

●尿道炎

尿道炎は一般に男性の病気だ。但し、性感染症(淋病、クラミジア)の場合、女性は子宮に感染します。症状は男性の場合高度で、医療機関への受診率が高いため減少しつつも、女性は無症状のことが多いため、近年は横ばい状態だ。

●尿失禁

尿失禁とは、尿をしようという意志がないままに「尿がもれてしまう」ことです。この尿失禁は種々のタイプがあり、分類法もさまざまだが、腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁、反射性尿失禁、溢流性尿失禁(奇異性尿失禁)、全尿失禁、尿道外尿失禁の6大別で説明する。

●膀胱がん

膀胱がんは、今のところ確固たる予防法はない。ただし、現在では多くの患者さんが治癒している事実から、早期診断、早期治療によって予後が向上するので、肉眼的血尿を認めたらすぐに基幹病院(総合病院や大学病院クラス)の泌尿器科を受診することがすすめられる。

●尿路結石

腎臓は血液を濾過し、尿中に代謝産物を排泄する役割をもち、この中で、カルシウム、蓚酸、リン酸、尿酸などの結石形成に関連する物質も排泄され、これらが尿路内で結晶化し増大し結石を形成する病気だ。一般的には充分な水分摂取が必要とされている。

●前立腺がん

前立腺がんは、血液検査で早期発見がかなりの頻度で高くなりつつある。性ホルモンのバランスがくずれる50歳以上の男性は無症状でも年に1度はドックなどでP3A(前立腺腫瘍マーカー)を測定することが早期がん発見につながり、最大の予防法と言える。

●腎不全と尿毒症

腎(臓)は、腹部背側に左右1側ずつあり、尿の生成、排泄を通して、体内老廃物の除去、体液の浸透圧の調節、電解質の調節、血液pHの調節、各種ホルモンの分泌を行う臓器だ。この働きの低下により起こる様々な変化が腎不全あるいは尿毒症である。

がんになってもあきらめない妊活・卵巣凍結 費用は卵巣摘出に約60万円、保管は年間10万円
インタビュー「がんでも妊娠をあきらめない・卵巣凍結」後編・京野廣一医師

がん患者への抗がん剤による化学療法は妊孕性(妊娠のしやすさ)を低下させる。がんにより妊娠が難しくなる患者を支援するため、2016年4月に「医療法人社団レディースクリニック京野」が、治療前に卵巣を凍結して保存しておく「HOPE(日本卵巣組織凍結保存センター)」を設立すると発表した――。医療法人社団レディースクリニック京野理事長の京野廣一医師に卵巣凍結の仕組みについて訊いた。
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