冬の乾燥ダメージヘアにオススメ! 最適のオイルシャンプー3選

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
img_1610808202.jpg

乾燥ダメージヘアにオイルシャンプーは最適(GettyImagesより)

 冬の空気の乾燥は、肌だけでなく髪のパサつきやごわつき、静電気の原因です。髪のまとまりがなくなると清潔感を失い、疲れた印象を与えがち。ツヤと潤いのある髪は、明るい雰囲気を醸し出します。

 そこで、一度試す価値があるのが「オイルシャンプー」。髪を洗いながら潤いを逃がさず、一日中まとまりある髪を作ってくれます。乾燥毛が進みやすい冬こそ、ぜひ使ってほしいアイテム。そんなオイルシャンプーの魅力を紹介します。

髪のごわつきを感じたらオイルシャンプーの出番!

 空気の乾燥は、髪の老化を進めます。近年はその予防ケアとして、「アウトバストリートメント」を使うのが一般的となりました。しかし、ひどい乾燥ダメージの場合、アウトバストリートメントだけでは追い付かないケースもありますよね。

 そこで、シャンプーを見直すのも解決法のひとつです。シャンプーは汚れを落とす反面、配合成分によっては必要以上に潤いを奪い、洗った摩擦でキューティクルや頭皮を傷める原因になります。

 多少のきしみはその後のトリートメントで潤いを補うことが可能ですが、きしみを超えてゴワゴワして引っ掛かりが目立つのは問題です。乾燥に悩まされている人こそ、ぜひオイルシャンプーをチェックしてみてください。

天然オイルは優れた洗浄力とケア効果がある

 オイルシャンプーは、シャンプー剤に天然のオイル由来の成分が高配合されたものを指します。代表的なオイルの原料は、マカダミアナッツやモロッカン、ツバキ、ホホバなど。これらのオイル成分自体に、優れた洗浄力があります。

 “オイルはベタつく”とのイメージから、躊躇する人もいると思いますが、オイルシャンプーはオイルそのものではありませんので、嫌なベタつきは感じません。むしろ保湿力に優れているので、しっとりとツヤのあるまとまりやすい髪へ整えてくれます。

 オイルシャンプーは泡もクリーミーでやわらかく、洗髪中の髪の絡まりもなくなります。オイルが髪をコートして、ノンシリコンでも洗いあがりの髪はきしまず、なめらかな触り心地を実感できるはず。シャンプー後のトリートメント剤の量が減る人もいます。汚れはスルッとはがすのに潤いは補充できるので、頭皮の乾燥が気になる人にもお勧めです。

「オイルシャンプーは軟毛に向かない」は本当か?

 オイルシャンプーを使うと髪がペタンとするので、軟毛の人にはお勧めしません――そんなフレーズを目にすることもあります。

 しかし、髪が柔らかい人は、細毛の場合も少なくなく、ちょっとした刺激でも、髪にダメージが起こりやすい傾向があります。その結果、「まとまり感がない」、「ホワホワ広がる」と悩むぐらいなら、オイルシャンプーは一度使ってみる価値アリ。ブランドによっては、その後のトリートメントにふんわり効果をプラスした商品も登場しています。髪のアンチエイジング効果を意識するなら、硬毛、軟毛問わず使えるアイテムなのです。

 市場は今、オイルブーム。その種類も多く、どれを選べばいいのか迷ってしまいそう。そこで、実際に筆者が使って「正解!」と感じた優秀オイルシャンプーを紹介します。

oil1.jpg


デミコスメティックス UTAU(ウタウ)エクストラ シャンプー
250ml 3300円(税抜)
 

 ザクロ種子油、ユズ果実エキス、ダイズ種子エキス、オレンジ油やラベンダー油など厳選したオイルを複数ブレンド。モッチリした泡で髪にやさしい洗い心地は、オイルによるケアとすっきりした洗いあがりを同時に叶えます。また、髪を乾かした後の乾燥も気にならず、一日しっとりとした潤いを実感できる点が優秀。筆者は3本目を使用中です。

oil2.jpg

ナプラN. SHEAシャンプー モイスチャー(しっとりタイプ) 300ml  2800円(税抜) 

 シアバター由来の洗浄成分は高い保湿力をもちながら、皮脂とのなじみがよく、頭皮の毛穴に詰まったしつこい皮脂や汚れを包み込んで浮き上がらせます。3種類の超高圧処理植物オイルやマルラオイルなどの保湿成分でしっとりまとまる指通りのよい髪に。また、同シリーズのスムースタイプをチョイスすれば、オイルでありながら髪にハリコシが生まれるので、ペタンと髪を気にする人でも使いやすいです。

oil3.jpg

ZACC パールリッチ シャンプー 400ml 2900円(税抜) 

 有名サロンZACCのオリジナルシャンプーは、パワフルな自然の恵みをつめこんだアミノ酸系。タヒチ産のブラックパールを配合することで、パサつきのないパールのような極上のツヤ髪に!ホホバやパパイン、ダマスクローズなどの9種のボタニカルオイルと6種の和漢成分が、頭皮と髪のうるおいバランスを整えながら、髪のダメージを補修します。一度使うと手放せなくなる人が続出するのも納得。

 いかがでしたか? 空気の乾燥が増していくこのシーズン、是非、オイルシャンプーに挑戦してみてください。
(文=小澤佐知子)

小澤佐知子(おざわ さちこ)
美容ライター。小学館や学研で外部編集者を経験した後、出産を機にフリーランスに転身。以後、美容ライターとして計50誌以上で取材・執筆を行う。
現在はヘアケア・ヘアデザインなど「髪」に関する記事の企画・構成・取材を中心に活動。雑誌や書籍以外にWebサイトでコラムやインタビューの連載を持つ。東京都内のヘアサロンの「ビジュアル監修アドバイザー」として非常勤役員も務める。

バナー1b.jpeg
HIVも予防できる 知っておくべき性感染症の検査と治療&予防法
世界的に増加する性感染症の実態 後編 あおぞらクリニック新橋院内田千秋院長

前編『コロナだけじゃない。世界中で毎年新たに3億7000万人超の性感染症』

毎年世界中で3億7000万人超の感染者があると言われる性感染症。しかも増加の傾向にある。性感染症専門のクリニックとしてその予防、検査、治療に取り組む内田千秋院長にお話を伺った。

nobiletin_amino_plus_bannar_300.jpg
Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

あおぞらクリニック新橋院院長。1967年、大阪市…

内田千秋

(医)スターセルアライアンス スタークリニック …

竹島昌栄

ジャーナリスト、一般社団法人日本サプリメント協会…

後藤典子