コロナで検診が軒並み中止 注目が集まる「おうちでドック」では健康相談も

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人間ドックを受診しづらいその理由は費用と時間

 人間ドックに対するさまざまなアンケートがあるが、それらに共通しているのは受診のハードルの高さや不満だ。

 例えば、株式会社リクルートライフスタイルが運営する、人間ドックの予約サイト「人間ドックのここカラダ」では予約データから人間ドックの利用実態調査をまとめているが、事前調査として全国の20〜69歳の人間ドック未受診の男女2,580名を対象に、人間ドックを受診しない理由、負担のイメージなどもまとめている。(2017年4月1日〜2018年3月31日)
●人間ドックを受診しない理由ランキング(未受診者/n=2,580、単一回答)
1位、金銭的な理由(高額など)~46.5%
2位、忙しいなどの時間的な問題~16.9%
3位、年齢や健康面から必要性を感じていない~15.6%
4位、自分自身の精神的な理由~8.8%
5位、人間ドック申込方法や検査項目がわからない~6.2%

●未受診者に聞いた「所要時間のイメージ」
 未受診49.8%が人間ドックに「半日程度」時間がかかるイメージと回答。1日程度の35.1%とあわせると、実に8割以上が人間ドックに対して半日から1日と、長くかかるイメージを持っていることがわかった。

 また、ソニー生命保険株式会社が行った「人間ドックに関する調査」(2012年8月17日~20日、調査対象:人間ドックを受診したことのある成人男女300人)の予備調査でも、人間ドックを受けたことがある32.8%、ない67.2%(N=1250)で、受診しない理由としては「費用が高い」が63.9%、「自分の年齢ではまだ必要がない」が26.7%、「時間がない」が24.5%だった。(N=840、複数回答可)

 いずれの調査でも費用と時間を理由に受診できない人がかなりいることが伺える。

「おうちでドック」のサービスの特徴は、まさにこうした受診できない人たちに向けられたサービスだった。その特徴は次のような点だ。
①自宅で数滴の血液と尿を採取し郵送するだけで、「がん」「糖尿病などの生活習慣病」のリスクチェックができる簡便さ 
②病院と同じ検査精度で腫瘍マーカー検査、血液検査、尿検査などを実施できる
③検査結果は希望者全員に対して無料で医師が個別で電話解説をしてくれる
④万が一がんのリスクが発生した場合、がんの専門医によるセカンドオピニオンが無料で受けられる

より早期のがんをチェックできる腫瘍マーカーを採用

 さらに特筆すべきは、腫瘍マーカーをより早期でのリスクチェックを可能にする「p53抗体」を軸にリニューアルしたことだ。

 これまでの腫瘍マーカー検査では、がん細胞が生み出す、もしくは関連する特殊なタンパク質を直接測定しており、それにはある程度のがん細胞の量がないと見つかりにくいため、進行性のがんにより反応しやすいものだった。

 採用している腫瘍マーカー「p53抗体」は、2007年に厚生労働省により保険適用が認められたもの。タンパクそのものではなく、体の中でがんが発生した時にがん抑制遺伝子の変異で作られるp53蛋白に対して生まれる自己抗体で、他の腫瘍マーカーでは異常値を示しにくいごく初期のがんでも基準値を超える特性があるため、比較的がんが早期でもリスクチェックできる特徴がある。

 特に食道がん、大腸がん、乳がんで陽性率が高いことが知られており、子宮がんなどでも比較的高い数値を示すことでその有効性が注目されている腫瘍マーカーだ。もちろん、数値の高さがすぐにがんであることを意味しないが、一つの目安として更なる精密な検査へのキッカケになることは確かだろう。

おもなラインナップは以下。

●人間ドックやがん検診を受けておらず、がんや生活習慣病リスクが気になる人に
『おうちでドック 男性用』19,800円(税抜)
『おうちでドック 女性用』19,800円(税抜)

●胃がんのリスクである、ピロリ菌と胃粘膜萎縮を手軽に調べたい人に
『おうちでドック 胃がんリスクチェック』10,000円(税抜)

 最近では、初期費用200万円超もする高級人間ドックの契約数も増加しているとの報告もあるが、さらに新型コロナウイルスの影響で検診施設やサービスがうまく機能していない現状で、おうちでドックのように、家にいながらにして、金額的な負担も少なく医療機関と同等の精度で生活習慣病やがんのリスクチェックが可能なサービスの選択は多いにありそうだ。
(文=編集部)
※商品は以下のサイトから購入可能
https://store.shopping.yahoo.co.jp/doctorsmarche/aaa62a4a4a4.html


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