インタビュー「血糖値を上手にコントロールする年末年始の過ごし方」前編:角田圭子医師(駅前つのだクリニック院長)

年末年始の血糖コントロール~「1日3食欠かさず食べる」の思い込みは捨てよう!

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1日10分でも運動を継続させよう

 体を動かすのが億劫になる冬場。この時期に角田医師がオススメするのが「ラジオ体操」だ。

 「10分程度のラジオ体操でも、手を抜かずにしっかり体を動かせば、汗ばむほどの全身運動になります。ただし、<毎日継続する>ことが大事。朝にできなくても時間帯にこだわらず、生活の一部にラジオ体操を取り入れたいですね」と角田医師。

 1週間かけて食べる量を調整し、毎日ラジオ体操をする――。これだったら誰でもできそうではないか。

「『糖尿病が心配で、忘年会や新年会に出られない』ということはありません。人生を楽しむことは、健康であることと同じくらい大切。自分の生活スタイルに合わせて、できるところからトライし、焦らずに長い目で血糖値をコントロールしてほしい」
(取材・文=森真希)

角田圭子(つのだ・けいこ)
駅前つのだクリニック院長。医学博士。日本糖尿病学会認定専門医・指導医。日本内科学会認定内科医。和歌山県立医科大学卒業。関西医療大学内科学講師、木村病院内科、河北総合病院内科を経て駅前つのだクリニックを開設。糖尿病をはじめ、生活習慣病の管理全般を中心とした専門性の高い診療を行っている。

森真希(もり・まき)
医療・教育ジャーナリスト。大学卒業後、出版社に21年間勤務し、月刊誌編集者として医療・健康・教育の分野で多岐にわたって取材を行う。2015年に独立し、同テーマで執筆活動と情報発信を続けている。

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