メキシコ土産のマグカップで「鉛中毒」に! 釉薬やアンティーク玩具などに含まれる「鉛」の恐怖

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
448401724.jpg

メキシコ土産のマグカップの釉薬に危険な「鉛」が!(shutterstock.com)

 他人への土産選びはセンスが問われるので、食べものが無難だ。逆に自分用の土産ならば、末永く愛着を感じそうな食器なんかをゆっくりと選びたいもの。

 しかし、その愛用品を通して長年、口から「毒」を摂取していたとしたら……。

食器の釉薬に17%もの鉛が!

 そんな悲劇に見舞われたのは、55歳のカナダ人女性。彼女はメキシコ旅行を満喫した際、お気に入りの伝統的陶磁器を地元で購入して持ち帰った。すっかり愛着を覚えた女性は、そのマグを頻繁に使い、お湯を注いではお茶を愉しんでいたようだ。

 ところが、件のメキシコ製マグを長期間使い続けてきたある日のこと、彼女は筆舌につくしがたいほど重度の腹痛に襲われた。しかも一度ならず何度か入院を繰り返し、腹痛に加えて貧血や関節痛ばかりか、極度の疲労を抱えるにおよんで「ある疑惑」に思い当たった。

 そう、激しい腹痛や数々の不調原因をもたらす<真犯人>は、長年愛用してきた陶磁器なのでは!?

 検査の結果、恐ろしい事実が判明した。なんと、彼女が日々口で触れてきた食器の内側と外側、その両方の釉薬(うわぐすり)に17%もの「鉛」が含まれていたのだ。

除菌で虫歯と歯周病を予防する「3DS」~薬を塗ったマウスピースを5分間はめるだけ
インタビュー 口腔内を除菌して全身疾患を予防する「3DS除菌」② 鶴見大学歯学部・探索歯科講座 花田信弘教授/山田秀則助教

第1回:口腔内の雑菌は100億個以上~<除菌治療>が歯周病と生活習慣病を防ぐ!
虫歯や歯周病の原因菌が、生活習慣病を引き起こす発症リスクになることがわかっているため、今後は虫歯や歯周病を直接治療するだけに留まらず、「予防歯科」の必要性が近年ますます高まってくる。鶴見大学歯学部付属病院では、3DSという治療法を用いて、歯科治療のみならず、全身疾患の予防を目的に画期的な専門外科を開設している。

理学療法士。日本で理学療法士として勤務した後、豪…

三木貴弘

滋賀医科大学社会医学講座(法医学)教授、厚生労働…

一杉正仁

近畿大学理工学部生命科学科ゲノム情報神経学准教授…

西郷和真