子どもがロコモティブシンドロームに!? 打開策は尾木ママも勧める「動育」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
247151920.jpg

いまや子どものロコモを防ぐ時代に……(shutterstock.com)

 今年度から、学校で行なわれる健康診断がマイナーチェンジしたのをご存知だろうか。なかでも注視されているのは、子どものロコモティブシンドローム(運動機能障害)対策だ。

 これまで行なわれてきた「座高」と「寄生虫卵」の検査がなくなり、新たに「四肢の状態」が必須項目に加わった。これは、四肢の形態及び発育、そして運動器の状態に注意することとされている。

 文部科学省からのお達しだが、ひとつには過剰な運動による「リトルルーグ肩」「野球肘」「テニス肘」のほか靭帯や軟骨の損傷、疲労骨折など運動器の障害が深刻化したこともあるが、「運動不足による体力・運動能力の低下」も今回の改正の大きな理由である。

 現代の子どもは、のびのびと追いかけっこをしたり遊具で遊んだりする時間などほぼない。学習塾や習い事に忙しく、1週間のスケジュールが分刻みの子もいる。遊びといっても、室内でのゲームやネットが主だろう。

受けの態勢ができずに骨折

 体を動かすのは保健体育の時間だけという子どものなかには、ロコモの疑いがある子もいる。

 「ロコモって高齢者が心配するものでは?」という声はごもっとも。要介護の入り口だとして、高齢者に注意を促すロコモティブシンドロームだが、それが今や子どもたちに広がりつつあるのだ。

 「バランス能力が低い」「体が硬い」「姿勢が悪い」子どもの中には、「朝礼で立っていられない」「しゃがめない」「雑巾がけができない」「ボール投げできない」「よく転ぶ」――。

 体育の授業の跳び箱で、バランスを崩して手をつき、両手首を骨折した子もいる。とっさとのときに、瞬時に手を開き衝撃を受け止める態勢がとれなかったようだ。

 ケガや骨折が相次ぎ、中止する自治体が増えている「組み体操」なぞは、現代の子どもたちにとって危険きわまりないものといえる。

<治療の中断>を減らした「オンライン診療」~会社やカフェからアクセスする患者たち
インタビュー「自宅や職場からの遠隔診察を可能に」第3回:新六本木クリニック・来田誠院長

第1回:<治療の中断>を減らした「オンライン診療」~会社やカフェからアクセスする患者たち
第2回:通院不要の「オンライン診療」~支払いはクレジット決済、薬は院外処方箋を自宅に配送
第3回:<治療の中断>を減らした「オンライン診療」~会社やカフェからアクセスする患者たち
 「5大疾病」のひとつとされ、もはや誰でもかかりうる病気となった精神疾患。その治療は長い期間にわたることが多いため、通院には負担がかかるのが常だった――。そんな精神科の診療をオンラインで行うことを可能にし、利便性を高めたのが新六本木クリニックだ。

精神保健福祉士。フリージャーナリスト。1977年…

里中高志

藤田保健衛生大学医学部第一病理学教授。慶應義塾大…

堤寛

理学療法士。日本で理学療法士として勤務した後、豪…

三木貴弘