甘利元大臣、3カ月の“引きこもり”でも「給料満額」~国会議員は〝皆休〟でも査定なし!?

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傷病手当金は最長1年6ヵ月

 全国健康保険協会(協会けんぽ)のホームページによれば、傷病手当金は病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、「被保険者が病気やケガのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給される」。

 また、「業務外の事由による病気やケガで休業している期間について生活保障を行なう制度のため、給与が支払われている間は、傷病手当金は支給されない。ただし、給与の支払いがあっても、傷病手当金の額よりも少ない場合は、その差額が支給される」。

 傷病手当金が支給される期間は支給開始日から最長1年6カ月。「しかし、これは、1年6カ月分支給されるということではなく、1年6ヵ月の間に仕事に復帰した期間があり、その後再び同じ病気やケガにより仕事に就けなくなった場合でも、復帰期間も1年6ヵ月に参入されます。支給開始後1年6ヵ月を超えた場合は、仕事に就くことができない場合であっても、傷病手当金は支給されません」とある。

 1年半の長期にわたり支払われるとなると、なかなか手厚いように思える傷病手当金制度だが、これはまず、会社が社員ときちんと健康保険に加入させていることが大前提となる。ここでいう健康保険とは、国民健康保険とは異なる被用者保険のことで、その運営主体は中小企業が加入する全国健康保険協会と大企業が共同で設立する健康保険組合がある。

 もっとも、非正規雇用では健康保険に加入させてもらえないことも多いし、たとえ大企業でもさまざまな理由づけをされて支払われないケースもあるだろう。

 いずれにせよ、運良く傷病手当金が支払われても最大で給料の3分の2。やはり甘利氏が給料をこのまま満額受け取り続けるのは一般サラリーマンと比べると優遇されている。

甘利氏の「睡眠障害」は本当なのか?

 そもそも甘利氏の申告する「睡眠障害」は本当なのか? 『日刊ゲンダイ』(5月3日)は、「療養のはずが…甘利前大臣は元気に選挙運動&飲み会三昧」と報道している。給料を受け取りながら国会を休み続ける前に、国民に対してきちんと説明責任を果たす義務があるだろう。

 当サイトでも以前、「"不倫路チュー"でVIPルームに雲隠れ入院? その一方で国民には医療費抑制!?」http://healthpress.jp/2015/03/vip.htmlで、中川郁子・元農林水産政務官の〝雲隠れ〟に対して、国民感覚とのズレを指摘した。

 現在、舛添要一東京都知事に「政治とカネ」の問題が浮上。公用車での別荘通いや豪華な海外出張、参議院議員時代の政治資金による家族旅行疑惑などが指摘されている。

 来年4月の消費税率引き上げ前に、大前提として約束した歳費カットや定数削減などの「身を切る改革」はどこにいったのだろうか。
(文=編集部)

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前編『画像診断できない難治性のむちうち症を独自の治療法で改善』

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近畿大学理工学部生命科学科ゲノム情報神経学准教授…

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