連載「頭痛の秘密がここまで解き明かされてきた」第8回

急な片頭痛を何とかしたい!〜最も重要なのは薬を服用するタイミング

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
18119-2.jpg

頭痛薬を飲むタイミングは?shutterstock.com

 頭痛薬については、痛い時に飲む「急性期治療薬」と頭痛の回数や程度を弱める「予防薬」があります。10年ほど前に「トリプタン」と呼ばれる急性期の頭痛治療薬が日本でも発売され、その診療は大きく変わりました。今回は、急性期治療薬についてお話ししたいと思います。

頭痛薬は痛みが起こる前に内服する

 みなさんがよくご存知の頭痛の薬としては、アセトアミノフェン、ロキソニン、アスピリン、イブプロフェンなどが頭に浮かぶのではないでしょうか。慢性頭痛の診療ガイドラインでは、以下のような治療を推奨しています。

①軽度~中等度の頭痛→アスピリンなどNSAIDsの内服
②中等度~重度の頭痛→トリプタンの内服
③過去にNSAIDsでは効果がなかった頭痛→トリプタンの内服

zutsuu07-001.jpg

 臨床でもトリプタンを中心に行われています。片頭痛と診断されドクターから処方を受けている人の多くは、トリプタンを内服されていると思います。図に片頭痛の痛みの経過をおおまかに記しましたが、痛みが起こる前に内服するのがよいとされています。

 片頭痛薬剤使用方法については、内服するタイミングや使用量、使用頻度について留意する必要があります。また妊娠中や授乳中の薬剤の対応や医師から適切な説明と指導を受けることがすすめられています。

 急性期の治療薬は以下のように大きく5種類の薬に分類されます。

①アセトアミノフェン 
②非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)
③トリプタン
④制吐薬
⑤エルゴタミン製剤

HIVも予防できる 知っておくべき性感染症の検査と治療&予防法
世界的に増加する性感染症の実態 後編 あおぞらクリニック新橋院内田千秋院長

前編『コロナだけじゃない。世界中で毎年新たに3億7000万人超の性感染症』

毎年世界中で3億7000万人超の感染者があると言われる性感染症。しかも増加の傾向にある。性感染症専門のクリニックとしてその予防、検査、治療に取り組む内田千秋院長にお話を伺った。

nobiletin_amino_plus_bannar_300.jpg
Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

あおぞらクリニック新橋院院長。1967年、大阪市…

内田千秋

(医)スターセルアライアンス スタークリニック …

竹島昌栄

ジャーナリスト、一般社団法人日本サプリメント協会…

後藤典子