糖尿病の人が安全に運転するには……事前チェックで防ぐ、クルマに常備すべきモノ

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オンライン上の介入で運転中の低血糖を回避

 次に、全米の1型糖尿病患者1737人を対象にオンライン上で回答したRADD質問票スコアを基に調査した。

 事故リスクが高いと判定された372人の半数と低リスク判定の118人には通常ケア、高リスク者の残り半数には、インターネットサイト『DiabetesDriving.com』によるオンライン上での介入を2カ月間実施。その後、12カ月間の事故記録を調べた。

 この介入は、低血糖を予防し、検出して治療するものだ。対象者には、低血糖を管理するためのツールキット一式(血糖測定器・運転前のチェックリスト・血糖値が下がった場合の注意事項を記したキーホルダー・錠剤やゼリーの即効性のあるブドウ糖製品など)を提供した。

 結果、こうしたオンライン上の介入は1型糖尿病患者が運転中の低血糖を回避するのに有効なことが分かった。

車内に炭水化物を常備することを推奨

 Cox氏は、「1型糖尿病患者の多くは、低血糖への正しい対処法を知らず、脂肪やタンパク質が多い食品を摂りがちだ。しかし、それでは血糖値はすぐには上がらない」と指摘。車内には血糖値を上げるのに即効性がある炭水化物を常備するよう勧めている。

 米モンテフィオーレ医療センター(ニューヨーク市)臨床糖尿病センター長のJoel Zonszein氏は、「糖尿病患者の運転の安全性を判断するには、オンラインテストなどで患者が自己判断するよりも医師や専門家が検査する方がよいと指摘している。

 また、別の専門家も、インターネット上での匿名性という利点はあるが、医師がテスト結果を閲覧できるようにすることが重要だとしている。
(文=編集部)

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