【病気の知識】

摂食障害

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どんな病気

 体重や体型に強いこだわりが見られます。体重が減り体型がスリムになると自信を持ち、逆に食事摂取に対するコントロールに失敗すると絶望的な気分になります。このため極端な食行動を取ります。以下の2つに分類されます。

①神経性食欲不振症
②神経性過食(大食)症

 米国の統計では、神経性食欲不振症の有病率は0.1〜0.2%、過食症は2.2〜3.5%と言われています。10代・20代で発症し、90%以上と女性に多いことが知られています。

どんな症状

①神経性食欲不振症
 ▶︎極端なやせ(例えば標準体重の15%以下)
 ▶︎太ることへの強い恐怖
 ▶︎「やせ」を維持するための行動が止まらない、体重を増やす行動がとれない
 ▶︎無月経、脱水、低体温、徐脈、骨粗鬆症など身体異常が多い
 ▶︎徹底した不食の「制限型」と、過食・排出(嘔吐、下剤や利尿剤の乱用などによる)の「むちゃ食い/排出型」がある。

②神経性過食(大食)症
 ▶︎繰り返すむちゃ食い
 ▶︎むちゃ食いによって「太る」ことを解消するための、極端な行動(問えば絶食や嘔吐、下剤の乱用など)
 ▶︎体重や食事のコントロールに失敗するとひどく落ち込む
 ▶︎う歯(虫歯)、吐きだこ、電解質異常などがみられることがある

どんな診断・検査

 問診や体重測定で診断します。身体合併症ややせの原因になるような病気がないか、血液検査や心電図検査なども行います。

どんな治療法

 原則通院治療ですが、極端なあるいは急激な体重低下のある場合や重い身体合併症があるとき、重症の精神疾患を合併しているときなどは入院治療が必要になることがあります。

 特効薬はありません。精神療法が中心になります。食事や生活習慣の確立、思い込みやとらわれなど極端な考え方のクセに気づく、対人関係で生じるストレスに対する抵抗力を身につけるなど、その方に応じた目標設定をして進めて行きます。精神疾患を合併している場合はその病状にあわせた薬物療法を行います。

難治性むちうち症からなぜ多くの不定愁訴がおきてしまうのか?
難治性のむちうち症を改善 後編 東京脳神経センター 整形外科・脊椎外科部長 川口浩医師

前編『画像診断できない難治性のむちうち症を独自の治療法で改善』

原因不明で治療法がなく多くの患者さんが回復をあきらめていた難治性のむちうち症。東京脳神経センターで進む独自の治療で、めまい、動機、吐き気などの全身症状やうつ症状などの不定愁訴が大幅に改善しているという。その具体的な成果についてお話を伺った。

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