腸内細菌を徹底解剖 第10回

大腸がん、直腸がん、痔、甲状腺機能低下症......万病の原因になる便秘にならないためのチェックリスト

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 水分が不足すると、便が固くなり、排便が滞り便秘になる。食物繊維をしっかり摂ったうえで水分補給すれば、便が膨らみや柔らかくなる。季節を問わず水分をしっかりと補給しよう。

便秘薬に頼らない
 センナやアロエなどの下剤は、大腸には毒物なので、排泄が速まる。即効性はあるが、大腸に負担をかけるだけでなく、服用が習慣すると依存性が高まり、摂取量が増えれば副作用も重い。常用や使い過ぎは極力避けたい。下剤に頼らず、食生活の改善や運動などで、腸内環境を整えることが先決だ

便秘にならないためのチェックリスト

 以下の項目にチェックが入った点数を合計する。

□排便した後も残尿感がある (10点)
□3日~1週間、排便がない (10点)
□お腹が張る (5点)
□便秘薬や下剤を使用しないと排便できない (20点)
□朝食を抜くことが多い (3点)
□乳酸菌やオリゴ糖を摂取していない (2点)
□便意が起きてもガマンすることが多い (2点)
□野菜をあまり食べない (2点)
□水分をあまり摂取しない (2点)
□お菓子をたくさん食べる (1点)
□ニキビなどの吹き出物がある (1点)
□椅子に座ったままなど、同じ姿勢をしている時間が長い (1点)
□運動不足である (1点)
□手足などが冷たい (1点)
□下痢をすることがよくある (1点)
□おならや口臭がある (1点)
□手足や顔がむくむことがある (1点)
□睡眠や食事が不規則である (1点)

合計点数0:便秘のリスクはなく健康体。

合計点数1~14点:便秘の疑いがあるので、食生活や生活習慣などを見直そう。

合計点数15~24点:中度の便秘。チェックリストの点数の高い項目が当てはまれば、便秘の可能性が高い。早めの対応が必要。

合計点数25点以上:重度の便秘。排便に下剤が必要なら、下剤依存症の恐れがある。症状がひどい場合は、医療機関を受診しよう!

 便秘は、重い疾患が原因でないかぎり、生活習慣や食生活を改善すれば必ず解消できる。

「腸内細菌を徹底解剖」バックナンバー


佐藤博(さとう・ひろし)
大阪生まれ・育ちのジャーナリスト、プランナー、コピーライター、ルポライター、コラムニスト、翻訳者。同志社大学法学部法律学科卒業後、広告エージェンシー、広告企画プロダクションに勤務。1983年にダジュール・コーポレーションを設立。マーケティング・広告・出版・編集・広報に軸足をおき、起業家、経営者、各界の著名人、市井の市民をインタビューしながら、全国で取材活動中。医療従事者、セラピストなどの取材、エビデンスに基づいたデータ・学術論文の調査・研究・翻訳にも積極的に携わっている。

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