セックスでの女性の悩みのひとつとしてあげられるのが、“性交痛”ですね。この悩みについて首都圏でクリニックを開業する産婦人科の女医H氏にお話を伺いました。
「セックス時、挿入の際に膣内に痛みが生じる“性交痛”は、年齢を問わない悩みです。痛みの悩みを解消しに、来院する方も多いですね」と言う。
その原因のひとつとしてあげられるのが、ホルモンバランスの乱れだそうです。
「ホルモンのバランスが乱れると生理不順を引き起こしやすいですが、すると膣内の分泌物に変化が生じます。特に、閉経に向け月経が不規則になる45歳くらいの更年期以降の女性に多くみられます」(H氏)
規則的な月経前の場合、排卵期と排卵期後で、それぞれ異なる形状や感触のおりものが排出されます。そのときの膣内は酸性にキープされ、膣外から入る雑菌を撃退する役割を担う常在菌、デーデルライン桿菌が活性化している状態なのだそうです。
「一方で月経が不規則になり、おりものが減少すると侵入する毛やゴミを排出できなくなり、痒みや悪臭が発生することがあります。さらに、膣内の潤いが減少し、性交痛に繋がるんです」(H氏)
産婦人科医と共同開発だからこその安心感が決め手
すると、「以前は好きだったセックスが嫌いになった」「夫との営みが苦痛になった」など、セックスに対しネガティブな印象を抱くことになってしまう方も少なくないという。
「そんなときに、すぐにホルモン治療をするのではなく比較的簡単な打開策として勧めているのが、性交痛予防ゼリーです」
例えば株式会社ハナミスイが販売する「ウェットトラスト」は、1回使い切りタイプで、タンポンに似た形状のワンタッチで使用できる潤滑ゼリーです。「ウェットトラストプロ」「ウェットトラストゴールド」「トリコシリーズ」「ウェットトラストVM」「ウェットトラストVA」の5種類があり、それぞれの商品の特性により選ぶことができます。
実際に使用したことがあるという女性に話を聞いて見るとたくさんの感想が出てきました。(以下、モニターレビュー https://coetas.jp/fp/andakashi_1/review/1885より引用)
まず、「10年以上前に子宮頸部の手術をしてから、潤い不足になった」というKさんは、その使いやすさに感動したといいます。
「以前は他社の商品も使用していましたが、これはタンポンタイプで衛生的で、とても簡単に潤いを仕込むことができます」
以前から使用していた理由は、「夫が遅いから」。
「いつも途中で潤い不足になり、『早く終わらないかな』と思っていましたが、これを使用したら、最後まで集中して仲良くできました。ひとつ難点があるなら、どのタイミングで仕込むか迷うことですね」
また、仕事や育児に追われ、体調や気分により出産後は潤いにくくなったというSさんは、「男性側はそういうことにあまり気づいてくれないから」と、自らウェットトラストにたどり着きました。様々な会社から潤滑ゼリーが販売されているなか、ウェットトラストを購入したのには、決め手があったそうです。
「デリケートな部分だから変なものをつけたくないし、アダルトサイトで購入するのも気が引ける。でもこれは、産婦人科医と共同開発していたので、安心材料になりましたね。夫とはレスが当たり前の毎日なので、『こんなのもあるんだよ』って話題作りに試してみていいかなと思いました」。
同じように、「一人目を産んだあと、潤い不足にとっても悩やみました。二人目を作れないと思うくらいに」と思い悩み、ウェットトラストにたどり着いたPさんも、使用の決め手は「産婦人科医との共同開発」という点だといいます。
ナイトライフの充実を期待して使用したというEさんも、安全性にこだわっています。
「使用期限が記載されているし、たとえばトリコシリーズはISO14001など国際規格の品質管理で製造されていて、安全だと思いました。原材料はヨモギエキスやイチョウ葉エキスなど、からだにやさしく安全なものばかり。不安要素を取り除いてくれました」
「ウェットトラスト」が妊活中の“スパイス”に
一方、彼氏と実際に使用したというMさんは、「本当に滑りがいいんです。でも最初は彼氏いわく『滑りが良すぎて、あまり気持ちいいと思わない』って。わたしもそう思いましたが、そのうちにジェルが馴染んでいき、ちょうどいい感じの滑りやすさになったときはよかったです」とか。
ある男性利用者からはこんな声も聞こえてきました。「妊活中で、体外受精までチャレンジしたけれどなかなか授かることができず、精神的・身体的に厳しいときはタイミング療法で頑張っている」というYさんは、タイミングをとる時期に試用したとのこと。
「使用感は、自分たちにはあまり合わなかったのですが、『久しぶりにウキウキしてタイミングをとることができたね』と、笑いながら話をすることができました。どうしてもタイミング療法って、義務的な行為になってしまいがちですが、こういった商品を加えると、新鮮でいいですね」とイベント性もあるという感想でした。
性交痛から妊活中のスパイスまで、様々な用途で使用できるウェットトラスト。それぞれが抱えていた悩みをカバーしてくれそうです。
(文=有山千春)