連載「恐ろしい危険ドラッグ中毒」第18回

危険ドラッグは下火になったが、依存者の治療・ケアが深刻な課題として残る

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精神神経科と内科の共同治療が可能な施設が不足している

 清原容疑者は重度の糖尿病を抱えており、まず糖尿病内科での治療を優先し、その後、覚醒剤依存症の専門的治療に委ね、他の病院や施設に移るる予定である。危険ドラッグ依存症患者も、肝臓、腎臓、心臓などの臓器障害を併発している症例が多く、精神科的のみならず内科的にも長期間の粘り強い治療やケアが必要であるケースが多い。

 これらの患者を専門的に受け入れる、精神神経科と内科の共同治療が可能な施設が、依然として少ないことが、今後の大きな課題である。また、退院後、社会復帰を目指すためのアフターケアを担当する専門家および施設も不十分である。今後、行政や医療機関、日本中毒学会などによる徹底した対応と整備の確立が強く望まれる。

連載「恐ろしい危険ドラッグ中毒」バックナンバー

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