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【連載「健康って何だ?~フィットネス道の探求~」第14回】

新作「007 スペクター」が公開~この冬、ダニエル・クレイグみたいな肉体を!

 胸・下半身・背中・肩・腕・腹部の部位ごとにメニューを挙げた。1セット15~20回を目標に3~5セットを2日に1回根気よくやってほしい。

 注意点は、フォームを崩さずにゆっくり、しっかり正確に行うこと。そして常に鍛えようとしている筋肉(部位)を意識する。意識して反復することでトレーニング効果は倍増する。

 これらを、だまされたと思って3カ月続ければ、必ずあなたのカラダは変わる。くれぐれも、食事のなかでタンパク質はたくさん摂るとること。筋肉の元はタンパク質であることを忘れるな!

●胸~男らしい厚い胸板に

・腕立て伏せ①(手の幅を肩幅にして)

・腕立て伏せ②(手の幅を狭く、両手の人差し指と親指をひし形に合わせて)

●下半身~ヒップアップ効果あり! 女性にもオススメ

・スクワット(両足を肩幅に開き、背中が丸まらないよう肩甲骨をよせて胸を張る。太ももが床と水平の状態まで、ゆっくりと腰を落とす。そして元の状態に戻す)

・ワイドスタンススクワット(足幅を広く、つま先は外側ななめ45度に開き、スクワット)

・デッドリフト(2つのパンストで負荷をかける。ペットボトルなどで応用も可能。足を肩幅と腰幅の中間ぐらいに開く。パンストの端を足で踏み、もう一方の端を手で掴む。膝を曲げ、背筋を伸ばし、正面を見る。腰を前方に突き出すようなイメージで上体を起こしていく。上体を床と垂直になるまで起こしたら、膝関節と股関節を曲げて上体を前傾させ、元の姿勢に戻る)

・カーフレイズ(両足をそろえて直立。この状態で足首を屈伸させて爪先立ちになることを繰り返す)

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ワンハンドロー

●背中

・ワンハンドロー(パンストなどで負荷をかける。ペットボトルなどで応用も可能。脇を絞ってパンストを引き上げる)




●肩

・サイドレイズ(パンストなどで負荷をかける。ペットボトルなどで応用も可能。肩幅かそれよりやや広く両足を開いて直立。足で踏んだパンストの端を両手に持ち両手は体側に。腕は伸ばしたたまま。肘をやや曲げたままで。両手を真横に持ち上げていく。肩関節の力だけで首の高さまで挙上する
する。1秒程度キープしてから下ろしていく)

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サイドレイズ・フロントレイズ


・フロントレイズ(パンストなどで負荷をかける。ペットボトルなどで応用も可能。サイドレイズの前方版だ。両手の手のひらは手前を向くようにするのがポイント)




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コンセントレーションカール

●腕

・コンセントレーションカール(パンストなどで負荷をかける。ペットボトルなどで応用も可能。肘をしっかり固定してパンストを引き上げる。慣れてきたらパンストの長さを短くして負荷を大きく)




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②足あげ腹筋、③両肘と両膝を合わせる腹


●腹部

・腹筋(①膝立て腹筋、②足あげ腹筋、③両肘と両膝を合わせる腹筋、そのなかから2種目)



連載「健康って何だ?~フィットネス道の探求~」バックナンバー

村上勇(むらかみ・いさむ)

フィットネスアドバイザー。JT東京男子バレーボール選手を引退後、現・スポーツクラブ「ルネサンス」に勤務。2007年から「メディカルフィットネス+スパ ラ・ヴィータ」のゼネラルマネージャーとして施設運営に携わる一方、トレーナーとして主婦や高齢者、アスリート(サッカーチーム・モンテディオ山形、加藤条冶:スピードスケート、黒田吉隆:レーシングドライバー)、著名人(指揮者・飯森範親など)を幅広く指導。現在は株式会社ドリームゲート代表として、スポーツチーム・アスリート・企業などを指導、運営協力に携わる。

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