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【連載「健康って何だ?~フィットネス道の探求~」第14回】

新作「007 スペクター」が公開~この冬、ダニエル・クレイグみたいな肉体を!

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『007』最新作が公開 khvost/PIXTA(ピクスタ)

 大ヒット作『007』シリーズで、俳優ダニエル・クレイグが4度目の「ジェームズ・ボンド」を演じたアクション大作『007 スペペクター』が日本公開された。シリーズ最高傑作の評された前作『007 スカイフォール』から伏線を張り、国際的な陰謀組織スペクターとボンドの死闘を描く

 クレイグ=ボンドの魅力は、歴代ボンドと同様のスタイリッシュさに加え、それまでと違う「肉体派」ともいえる驚くべき肉体だ。彼の“肉体” があってこそ、スーツ姿が映え、荒唐無稽なストーリーをリアリティのあるものに変えている。

 男が憧れるあの肉体を、ダニエル・クレイグ(47歳)はどうやって作り上げたか? 中年である彼は、どんなトレーニングで、このカラダ手に入れたのか。

 全体的に厚みがありつつも、印象的なメリハリのある筋肉。各“パーツ”がしっかりと肥大し、継続して行ったトレーニングがうかがえるカラダだ。

 丸みがあり横に張り出した三角筋、厚みのある大きな大胸筋、そして鍛えられた腹筋群、張りのある臀筋、メリハリのある脚、二頭筋と三頭筋がきれいに発達した腕、どのパーツもきれいに仕上がっている。それもナチュラルに。

まずは忘年会、新年会シーズンに食事の調整

 「あんなカラダにないりたい!」、これこそフィットネス継続のモチベーションとなる。この冬、ダニエル・クレイグには届かなくても、“クレイグ風”のカラダにチェンジしよう。

 とはいっても、まずは、忘年会、新年会シーズンの食事を調整すること。まっさきに控えるべきは炭水化物(糖質)。血糖値の上昇は過剰な中性脂肪の蓄積を招く。そして、タンパク質を積極的に摂取。筋肉をつけるには、同時にビタミンやミネラルもしっかり摂ることだ。

 今回は、「宅飲み」ならぬ自宅でできるトレーニング「宅トレ」を、ダニエル・クレイグがこなしたといわれるトレーニングメニューを参考に紹介したい。

意識して反復することでトレーニング効果は倍増

村上勇(むらかみ・いさむ)

フィットネスアドバイザー。JT東京男子バレーボール選手を引退後、現・スポーツクラブ「ルネサンス」に勤務。2007年から「メディカルフィットネス+スパ ラ・ヴィータ」のゼネラルマネージャーとして施設運営に携わる一方、トレーナーとして主婦や高齢者、アスリート(サッカーチーム・モンテディオ山形、加藤条冶:スピードスケート、黒田吉隆:レーシングドライバー)、著名人(指揮者・飯森範親など)を幅広く指導。現在は株式会社ドリームゲート代表として、スポーツチーム・アスリート・企業などを指導、運営協力に携わる。

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