美容医療は「ハイリターン型の投資」
世の中には見た目を若く、美しく見せる手段があふれています。美容医療もその手段の一つです。美容外科医として、メリットもデメリットも知り尽くした私が皆さんにアドバイスするならば、美容医療はいわば「ハイリターン型の投資」として活用いただきたい、ということでしょうか。
「老化」は日々の出費で、重ねられていくものです。20代、30代、40代、と年齢を重ねるともに、「老い」という出費がかさみ、いつしか取り戻すことが難しい「老化赤字」を迎えます。長寿社会の現代、「いかに生き永らえるか」は私たち自身にゆだねられています。
美容医療を活用するならば、定期的な投資で若さを補い維持する「アンチエイジング」か、一気に大きく投資して若さを取り戻す「若返り」か、そう考えていただくと、医療だからこそ医学エビデンスに基づくハイリターンがある美容医療について、理解していただきやすいかもしれません。
一方で「ハイリターンがあるからには、ハイリスクを伴うのでは?」という声が聞こえてきそうですね。リスクを挙げるなら、痛みや腫れといった身体的負担でしょう。傷・痛みを伴ってリターンを受けとるのが美容医療であることは現実です。
でもご安心ください。痛みやダウンタイムをゼロにすることはできませんが、それらを軽減する方法・工夫はかなり進んでいますし、メンタル面でのケアについても一同さまざまな点から心がけ診療にあたっています。いつかこの記事をお読みの皆さんとお会いすることがあれば、もちろん、そんな全力診療をご提供するつもりです。