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米で急増の〝コンビニクリニック〟が日本に登場 駅ナカ、夜9時まで受診可能はサラリーマンに福音!

コンビニ受診大歓迎の「ナビタスクリニック」とは?

 しかし日本でも「コンビニ受診大歓迎」と言っている医師がいる。ナビタスクリニック理事長の久住英二医師だ。彼は「日中働いていて、医療機関に受診できない会社員こそ、医療難民だ」と考え、立川、東中野、川崎の駅ナカに週末や遅い時間も診療するクリニックを2006年から経営している。日米の医療制度の違いから、ナビタスクリニックの診療は医師のみが行い、もちろん国民皆保険の保険診療であることから、米国のような価格弾力性は存在しない。

 ナビタスクリニックの最大の特徴は駅ナカに存在することだ。日本の鉄道網の発達は世界有数で、世界の乗降客数ランキングの上位はほとんど日本の駅が占めている。2014年JR東日本駅別乗降客数ランキングで、ナビタスクリニックが位置する駅を見てみると、立川駅は15位16万人/日、川崎駅は10位20万人/日であり、いずれも膨大な人数だ。

 さらに2016年春にはナビタスクリニック新宿がオープンする。JR新宿駅は乗降客数75万人/日で池袋、渋谷、東京、横浜などを抑え、JR東日本の中で1999年以降一度も陥落することのない不動の首位だ。新宿駅のJR・私鉄を合わせた乗降客数は364万人を数え、2011年にギネスブックに世界一と認定された。

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