あくび(欠伸)が止まらないのは、重い病気の兆候かも!?
あくび(欠伸)は、思いもよらない時に出る。人前で平気に出る。眠くなれば出る。退屈なら出る。飽きたら出る。人に釣られて出る。噛み殺したり、ガマンしたり、手で隠しても出る。なぜだろう?
あくび(欠伸)が止まらない時に考えられる病気が8つほどある。あくび(欠伸)が止まらないは、重い病気のサインかもしれない。
あくび(欠伸)が止まらない原因と考えられる病気には、糖尿病、片頭痛、貧血、脳梗塞、睡眠障害の他、低酸素血症、狭心症、自律神経失調症などがある。
たとえば、糖尿病が好例だ。
糖尿病に罹ると、脳内のエネルギー源になる血液中のブドウ糖が激減し、脳の働きが低下するため、あくび(欠伸)が出やすくなる。
口を大きく開けてあくび(欠伸)をすれば、脳の血流が促され、酸素の供給が増すので、顔の筋肉が活性化され、大脳が刺激されるからだ。
糖尿病が進行すると、あくび(欠伸)だけでなく、目のかすみ、体のだるさ、冷や汗、動悸、眠気なども併発するので、特に注意が必要だ。
また、脳の血管が急激に拡張し、周囲の三叉神経の刺激がさらに血管を拡張して起きる偏頭痛も、見逃せない危険のサインだ。
片頭痛は、片方または両方のこめかみから目にかけて脈を打つようにズキンズキンと堪え難い痛みが続く。寝過ぎ、寝不足、女性ホルモンの変動、空腹、疲労、光や音の強い刺激なども原因になる時もある。
片頭痛が起きる直前に、あくび(欠伸)が頻発するのは、脳の血管に酸素を取り入れて血管が拡張するからに他ならない。あくびの他、脈打つような頭痛、吐き気、嘔吐などを伴う時もある。
その他、あくび(欠伸)が警告する貧血、脳梗塞、睡眠障害の他、低酸素血症、狭心症、自律神経失調症などの兆候も怖い。
本サイトの『あくび(欠伸)が止まらないのは病気の兆候!?あくび(欠伸)が止まらないときに考えられる病気8つ』に詳しい情報があるので、ぜひ参照してほしい。
たかがあくび(欠伸)と侮らず、毎日の生活習慣を乱さないように気をつけよう。
(文=編集部)