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【連載「気まぐれ形態学アナリシス」第2回】

病理解剖後の臓器標本が産業廃棄物に!? 実習用の遺体は火葬されるのか?

病理解剖後の臓器標本が産業廃棄物に?

 数カ月前、通勤の電車の中で気になる記事を目にした。病理解剖後の臓器標本などの取扱いについての記事で、そこでは病理標本の処分を産業廃棄物で処分していると報じていた。

 筆者は、病理学教室にも法医学教室にも所属したことがないが、病理解剖を終えた臓器や法医解剖され保管された標本も、最終的には、系統解剖の様な標本火葬的な形で火葬されると信じている。

 しかし、標本と言っても、ガラスのプレパラート等に張り付けられた物が、どの様な形で最期を迎えるのかは、私は知らない…。そのタブロイド新聞の記事では、産業廃棄物として処分となっていたが、医原性廃棄物といわれる物の処分や管理は厳しく管理されているので、法令順守されていると信じたい。

連載「気まぐれ形態学アナリシス」バックナンバー

前田信吾(まえだ・しんご)

フリーランスの解剖学講師。関東・東海地方を中心に看護師、歯科衛生士、臨床検査技師等の医療系専門学校で教育に携わる。厚生労働省死体解剖資格認定者 (系統解剖)。
専門は肉眼解剖学。日本歯科大学 新潟歯学部を卒業後。歯学部の研究員を経て2015年から現職。現在も複数の歯学部の解剖実習に参加。日本解剖学会、日本人類学会、日本法医学会、歯科医学教育学会、日本歯科衛生学会など。

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