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香取慎吾さんの木村拓哉さんへの「敬愛」が「憎悪」に! SMAP解散で<アンビバレンス>な心理

長年の葛藤の中に秘められてきた憎しみ

 11歳でSMAPのメンバーとなり、芸能界の中だけで生きてきて、一般社会を知らずに育ってきた香取さんにとって、木村さんは飯島マネージャー同様、親にも匹敵する大きな存在だろう。同時に、自分にさまざまな制限を与えて<束縛してきた存在>と捉えられてきたかもしれない。

 その長年の葛藤の中に秘められてきた憎しみが、一連の解散騒動を契機に一気に表面化してきたことは大いに考えられる。

 『週刊文春』(8月25日号)では、飯島マネージャーがひとりで事務所を去ったことが香取さんにとっては最大のショックだったとして、某女性誌記者のこのようなコメントを掲載している。

 「小学生の頃から母親のように飯島氏を慕っていた香取にとって飯島氏の失脚は耐えがたい屈辱だった。本当は香取は子供の頃に木村からもらった財布を今も大事に使い続けているほど彼を尊敬しているのです。しかし、この時の〝裏切り〟だけは、どうしても許せなかった」

 これから、紅白歌合戦などが5人のラストステージを実現させようと動き出すだろうが、もう二度と5人揃っての笑顔を見られない可能性のほうが高いのが現実だろう。これが25年間の絆の結末だというのは、なんとも寂しい限りだが。
(文=編集部)

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