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火を使わずおいしくできる! 熱中症に負けないレシピ 上手に補給したい「エン・テツ・サン」 

■梅のモヒート風サイダーゼリー

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梅のモヒート風サイダーゼリー

 エン・テツ・サンがほどよく含まれる梅干は熱中症対策のキーフード。サイダーを混ぜたゼラチンは、細かい気泡がキラキラと美しく、口に含むとシュワシュワとはじけるのが楽しい。しその葉の香りが涼気を呼び、梅の酸味とサイダーの甘みがほどよくマッチして上品なおいしさだ。甘みが気になる人は、サイダーをソーダにしてもOK。

●材料(2人分)
 梅干し(塩分5%の甘みのあるもの)......2個
 しその葉.............................................10枚
 ゼラチンパウダー.................................小さじ2
 水......................................................大さじ2
 サイダー.............................................300ml

●作り方
 ①10枚のしその葉のうち8枚を、粗く刻むか、手でちぎる。
 ②耐熱容器に水とゼラチンを入れ、ふやけたら600Wの電子レンジで30秒加熱して溶かす。
 ③サイダー大さじ1を②に入れて混ぜ、これを3回くりかえす。3回に分けるのは急激にゼラチンが冷えてダマにならないようにするため。
 ④残りのサイダーを③に注ぎ混ぜる。
 ⑤グラスに①と梅ぼしを入れ④を注ぐ。冷蔵庫で1時間以上冷やし、残しておいたしその葉をかざる。

■あさりのさっぱりところてん

 ヘム鉄が7.7㎎もとれるオールスターな一品。あさりの水煮缶は、ヘム鉄が多く含まれ手軽に使えるオススメの食材です。低カロリーでつるりと喉越しのよいところてんに、発汗で失われやすいミネラルを多く含んだ芽かぶ、酸を含んだポン酢、そして食欲をそそる香味のみょうがとしその葉と、まさに夏を乗り切るためのオールスターな一品。酒の肴にもよく合う。

●材料(2人分)
 ところてん.....................80g
 芽かぶ...........................80g
 あさり(水煮缶詰め)......40g
 みょうが........................1/2個
 しその葉........................1枚
 市販ポン酢.....................大さじ2

●作り方
 ①ところてんはザルにあけ、流水で洗い、水気を切り、器に盛る。
 ②みょうがとしその葉はせん切りにする。
 ③芽かぶ、あさり、②を①にのせ、ポン酢をかける。

(取材・文=編集部)

若宮寿子(わかみや・ひさこ)

栄養士、米国(NSF)HACCP9000コーディネーター、FCAJ公認フードコーディネーター。
神奈川県横浜市出身 山脇学園女子短期大学食物科卒業。9年間企業にて社員の栄養指導、給食管理を行い 栄養改善にて都知事賞を受ける。1995年より若宮ヘルシークッキングスタジオ主宰。ヘルシー料理教室を通じ、健康維持のため食生活の大切さを伝え 第一次予防を目指し生活習慣病予防等に努める。外食企業、ホテル、レストランにてフードコンサルタントを行い ヘルシーレシピ開発等に従事。テレビ、雑誌等メディアを通じあらやる年代に「食」の大切さを伝えている。
著書の「しょうが365日」泉書房は3か国語に翻訳されている。他に「大人の自炊」泉書房、「体にいい食材の便利帳」宝島社 他多数。

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