赤ちゃんは、話すよりも早く、意味を理解している
1歳ころになると、赤ちゃんは、身の回りのモノを指さしして「アッアー!」などと声を上げる。身の回りのモノや言葉の意味を理解して、自分なりに話そうと頑張っているのだ。
このころは、指さす方を必ず見たり、「ちょうだい」と言われると持っているモノを渡したり、名前を呼ばれるとすぐに反応したりするので、お母さんの言いたいことをかなり正確につかんでいることが分かる。
つまり、赤ちゃんは、話す能力よりも意味を理解する能力のほうが発達が早い。喉の筋肉の発達や運動機能が整えば、赤ちゃんの言葉は自然と生まれてくるのだ。
(文=編集部)