加藤教授は、同時に親世代である30代の生活にも注意を促している。
仕事や子育てに追われ、生活が乱れがちだ。つい朝食を抜いたり、運動をする時間が取れなかったり、仕事の付き合いから過度の飲酒をしてしまうなど、思い当たる人も多いのではないだろうか。こういった不規則な生活は骨にダメージを与えるという。
子どものロコモだけでなく、お父さん、お母さんも骨粗鬆症対策に取り組む必要があるようだ。子どもと一緒に運動することを習慣化し、一緒にカルシウムたっぷりの食事をとるよう心がけてはいかがだろうか。
(文=編集部)