MENU

紫外線だけではない! 毛穴を広げる"熱風"があなたを襲う!?

 では、毛穴熱風が吹く地域どこなのか。報告によると、次のような3タイプの毛穴熱風の地域が示された。

●山の「毛穴熱風」
 湿った空気が山を越えるときに雨や雲として水分を減らし、乾いた空気が山を下ることで山の風下側で気温が上昇すること(フェーン現象)で毛穴が開く。
 福島県・栃木県・群馬県・埼玉県・岐阜県・福井県・滋賀県・京都府・大阪府・奈良県・福岡県・佐賀県

●海の「毛穴熱風」
 南寄りの熱気を含んだ海からの強い風で、一気に湿度の高い熱い空気が押し寄せ、毛穴を広げる。
 茨城県・千葉県・神奈川県・和歌山県・沖縄県

●山と海の「毛穴熱風」
 富士山のふもとの静岡県では、山と海の毛穴熱風が吹くことがわかった。

毛穴を目立たなくする対処法とメークとは?

●冷たいおしぼりで肌を冷やすのは逆効果

 ファンデーションや日焼け止めなどを塗っている場合、冷たいおしぼりを肌に当てるのは逆効果。開いた毛穴部分にメークが落ち込み、開いた状態が固定される。毛穴が目立つ部分のメークを乳液を含ませたコットンでオフするのがオススメ。毛穴に入り込んだメークを取り除き、肌がやわらかくなり、キメがふっくらと整うことで毛穴が目立たなくなる。

●メーク前に"潤い"を整える

 夏場は汗で潤っているように感じるが、冷房などで肌の内部は乾燥していることもある。夏こそ、化粧水と乳液でたっぷり潤いを与えることが大切。毛穴用ケア品で角層を引き締めてからメークを行うのもオススメ。

●気になる部分はファンデーションを少なめに

 毛穴を隠そうと厚塗りするのは、化粧崩れの原因になる。薄く仕上げるのがポイント。ファンデーションは頬を軽く引っ張りながら、あらゆる方向にパフや指を動かして、丁寧に塗り込むことで毛穴を自然にカバーできる。

 夏は肌だけでなく、暑さによる夏バテ、睡眠不足、食生活の乱れなど、体の内外からダメージを受けやすい。この時期のケアは、アンチエイジングの大きな要因のひとつになりそうだ。
(文=編集部)

関連記事
アクセスランキング
専門家一覧
Doctors marche