歯周病の原因は食事だった!
今現在、日本において成人の8割が歯周病にかかっているといわれている。一体どのようにして歯周病は起こるのだろうか?
日本では、歯周病はおもに細菌感染症であるとされ、その対策も歯周病菌の原因となる歯垢をブラッシング等で取り除くか、それでも治らなければ抗生剤療法が行われている。しかし、これはアメリカで新たに主流となりつつある見解とは相容れないものだという。
米国の最新医学が導き出した歯周病の驚くべき原因
「現に2012年のアメリカの歯周病学会において、歯周病は細菌感染症であるとの認識は覆されたと、当時の会長がコメントしています」
そう語るのは、近著に『自然治癒力が上がる食事 名医が明かす虫歯からがんまで消えていく仕組』(ユサブル刊)がある、小峰歯科医院の小峰一雄院長だ。
「アメリカの歯周病学会が真の原因として挙げたのは、今までの健康的な食生活の常識を覆すようなもので、実はそれは私が長年の臨床経験を通して感じていたことを裏付けるものだったのです」
小峰院長に、その“真の歯周病の原因”について聞いた。