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「糖質制限」で代謝が健康的に!米国糖尿病協会オススメの低糖質おやつとは?

米国糖尿病協会オススメの<健康的な間食>

 では、良好な血糖コントロールには、どのような食品がいいのだろうか?

 米国糖尿病協会(ADA)によると、間食の際にも<健康的な食品>を選び、摂取量に気をつけるべきだという。砂糖や塩、脂肪を含まなくても十分にエネルギー補給できる食品は数多くある。こうした食品を選ぶことが血糖値の急激な上昇や体重増加を避ける一助になるという。

 そこで、ADAは炭水化物の含有量に従って、<健康的な間食>として次のものを挙げている。

●炭水化物の含有量が5g未満のもの 
・アーモンド(15粒)
・セロリスティック(3本)とピーナッツバター(大さじ1)
・チェリートマト(5個)とドレッシング(大さじ1)
・固ゆで卵(1個)
・新鮮なブルーベリー(4分の1カップ)
・低バターのポップコーン(1カップ)
・塩味クラッカー(2枚)
・砂糖なしゼリー(2分の1カップ)
・アボカド(4分の1個)

●炭水化物を10~20g含むもの 
・ドライフルーツとナッツのミックス(4分の1カップ)
・チキンヌードルスープ、トマトスープまたは野菜スープ(1カップ)
・小さいリンゴまたはオレンジ(1個)
・低バターのポップコーン(3カップ)
・缶詰または新鮮な果物とカッテージチーズ(1カップ)
・直径約10cmのライスクラッカー(2枚)とピーナッツバター(大さじ1)
・ツナサラダ(2分の1カップ)と塩味クラッカー(4枚)

●運動前に炭水化物を30g以上摂取したい場合 
・ピーナッツバター・サンドイッチ(2分の1個:全粒パン1枚・ピーナッツバター大さじ1)と牛乳(1カップ)
・低脂肪ヨーグルト(約90g)とベリー類(4分の3カップ)
・イングリッシュマフィン(1個)と低脂肪マーガリン(小さじ1)
・全粒シリアル(4分の3カップ)と無脂肪乳(1カップ)
・バナナ(1本)とピーナッツバター(大さじ1)

 これらの食品を常備しておけば、空腹を避け、脂質や砂糖の誘惑に耐えることができるという。ただし、<健康的な完食>でも食べ過ぎはいけない。とくに糖尿病患者はカップやスプーンで食べる量を測るよう勧めている。

 そして、テレビの視聴や読書、運転しながらの間食は<無意識に食べることにつながる>ことを忘れないようにと強調している。
(文=編集部)

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