バストが大きいと女性らしい? 太って見える?
また、雑誌『主婦の友』が実施した「バストの大きさと外見に関する意識調査」(2011年9月)がある。Dカップ以上をバストが大きい女性、それ以下を小さい女性と定義して回答を得た。
「バストが大きい女性は、小さい女性に比べてメリットが多いと思うか?」との問いに、「思う」と答えたのは、バストが大きい女性が32.9%、小さい女性が47.0%だった。メリットが多いと思うと答えた女性に具体的に尋ねたところ、「女性らしいボディラインに見える=84.6%」、「色っぽく見える=69.1%」とのこと。
一方、「バストが大きいとデメリットになることがある」と答えたのは、バストが大きい女性が85.8%、小さい女性が88.6%。具体的なデメリットを尋ねたところ、「太って見える」と答えたのは、バストが大きい女性が71.8%、バストが小さい女性が49.5%とのこと。
バストが大きい女性は、太って見えるのを特に気にしているので、バストを小さく見せたい欲求が強いことが裏づけられた。
ただし、女性や男性のバスト感覚については、さまざまな研究や見解がある――。「Bカップ以下の小さなバストが好きな人は、能力があり、野心的で知性と謙虚さを兼ね備えている」「巨乳が好きな人は、高いIQと精神的な強靭さを持ち合わせている」「理想的な女性のバストサイズはCカップだ」「経済的に豊かでパートナーに従順さを求める男性は、小さなバストを好み、性差の意識が強く、独立心が強い男性は大きなバストを好む傾向がある」「日本は温泉文化があるので、女性が互いにおっぱいを見比べる機会が多い」……。
バストの形も十人十色、サイズも百人百態。おっぱいは男性を魅惑する女性のシンボル、憧れの性的アイコンであり続ける。
ワコールの「大きな胸を小さく見せるブラ」。あなたのおっぱい感覚はどのあたりだろう?
(文=編集部)