ビールは麦芽100%を選ぶ! ブドウ糖液糖の入った清涼飲料水や食品はNG
GMOに関しては、ここ数年、ヨーロッパの研究機関から危険性を指摘する研究結果が報告されている――。
2011年、フランスのシェルブルック大学病院センター産婦人科の医師グループが「有害物質の妊婦から胎児への移行にGMOが関連している可能性」を指摘した。
2012年には、カーン大学(フランス)のジル・エリック・セラリー博士率いる研究チームは、700日間、GMOを食べさせるラット群と食べさせないラット群との比較研究を実施。その結果、GMOを食べさせたラット群は早死に傾向となった。また、雌では卵巣がんが異常に多いほか、脳下垂体の異常が目立った。雄では肝機能障害、腎臓肥大、皮膚がん、消化器系への影響が見られたと学会誌で報告している。
GMOが拡大に比例して、GMOへの不安も世界各地で高まっている。ともかく、このままでは日本のビールにも、いつGMOのコーンやスターチを使い出すかわからない。ビールを飲むなら、スターチなどの副原料を使用していない麦芽100%のビールにすべきだ。銘柄でいえば、「一番搾り」「モルツ」「エビス」などである。そして、ブドウ糖液糖の入った清涼飲料水や食品は買わない、あるいは、飲まないことである。