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【連載「乳酸菌で腸内環境を改善、がんも予防!」第7回】

プロバイオティクスとしての「乳酸菌」を上手に健康に生かすためのコツは?

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ヨーグルトは乳酸菌の宝庫(shutterstock.com)

 腸内フローラのバランスを整えて人に有益な効果をもたらす生きた微生物プロバイオティクス。その代表が乳酸菌だ。その乳酸菌を体にとりいれてうまく健康に生かすためにはどんな点に注意したらいいのか?

乳酸菌を手軽にとれるヨーグルト

 日常生活でプロバイオティクスとしての役割を果たす乳酸菌を手軽にとるのなら、やはりヨーグルトだろう。体に有用な乳酸菌が豊富に含まれ、安くて手に入りやすい。ヨーグルトは牛乳を乳酸菌によって発酵させた食品。発酵によって、ヨーグルトに含まれるたんぱく質や脂質、糖質などはある程度分解されているので、腸への負担も少ない。

 そのうえヨーグルトには、皮膚や粘膜を丈夫にするビタミンAやB、歯や骨を作るカルシウム、体をつくるのに欠かせないたんぱく質、その他いろいろな栄養素が含まれている。しかも、低カロリーなので、ダイエットのときの補助食品として使うことができる。

 ただし、ビタミンCはヨーグルトでとることができないので、ヨーグルトを食べるときにはビタミンCを含む果物を加えることでより栄養バランスがよくなる。

 このすぐれもののヨーグルトで腸内に届いた乳酸菌をより活性化させるためには、プレバイオティクスであるオリゴ糖や食物繊維などを積極的にとると効果的だ。オリゴ糖は、豆類や豆製品、ごぼう、アスパラガス、たまねぎなどの野菜類などに含まれる。これらの食品は食物繊維も豊富に含まれているので、日頃からぜひ積極的にとっていきたい。

後藤利夫(ごとう・としお)

新宿大腸クリニック院長。1988年、東京大学医学部卒業。92年、東京大学附属病院内科助手。「大腸がん撲滅」を目標に独自の無麻酔・無痛大腸内視鏡検査法を開発。大腸内視鏡40000件以上無事故の大腸内視鏡のマイスター医師。一般社団法人・食と健康協会顧問。著作に『あなたの知らない乳酸菌力』(小学館)、『その便秘こそ大腸ガンの黄信号』(祥伝社)、『腸イキイキ健康法』(主婦と生活社)、『腸をきれいにする特効法101』(主婦と生活社)、『腸いきいき健康ジュース』など多数。大腸がんのインターネット無料相談も実施中。
新宿大腸クリニック
公式HP http://www.daicho-clinic.com

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