歯が痛くならない限り歯医者へは行きたくないというのが人情だが、歯周病が悪化してからの受診では、早期治療と比べ治療期間も長く医療費も高くつく。歯が抜けてしまった場合、インプラントや入れ歯も検討されることだろう。インプラントの相場は1本あたり30〜40万円と言われているから経済的にもピンチを招く。
そうならないためにも、毎日の歯磨きを心がけるとともに年に1度は歯科健診を受けるようにしたい。歯周病の早期発見はもちろん、昔のむし歯治療のメンテナンスをしてもらういい機会だ。さらにその際に、自分では取りきれない歯周ポケットの中もプロの手でクリーニングしてもらうと安心だ。
40代からの心がけで、高齢になっても「オーラル・フレイル」を寄せ付けない健康なお口に!
(文=編集部)