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【シリーズ「これが病気の正体!」第11回】

【閲覧注意】黒い小石が体内にビッシリ…三大激痛の一つ胆石症の正体とは?

ビリルビン結石

 【閲覧注意】こんなものが体内に! 「胆石症」の激痛の正体とは?の画像4
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 50代男性。繰り返す右上腹部痛と発熱を訴えて来院した。超音波検査で胆嚢内を満たす小さな結石が多数見出された。腹腔鏡手術によって、胆嚢が摘出された。小さな黒い胆石が多数見られる。

 手術中に、総胆管への胆石のこぼれ出しが見つかったため、総胆管も切開され、しばらくチューブが挿入されたために、入院期間が長くなった。

 「ビリルビン」と「コレステロール」が混合する石のケースもある。こちらだ。

堤寛(つつみ・ゆたか)

つつみ病理相談所http://pathos223.com/所長。1976年、慶應義塾大学医学部卒、同大学大学院(病理系)修了。東海大学医学部に21年間在籍。2001〜2016年、藤田保健衛生大学医学部第一病理学教授。2017年4月~18年3月、はるひ呼吸器病院・病理診断科病理部長。「患者さんに顔のみえる病理医」をモットーに、病理の立場から積極的に情報を発信。患者会NPO法人ぴあサポートわかば会とともに、がん患者の自立を支援。趣味はオーボエ演奏。著書に『病理医があかす タチのいいがん』(双葉社)、『病院でもらう病気で死ぬな』(角川新書、電子書籍)『父たちの大東亜戦争』(幻冬舎ルネッサンス、電子書籍)、『完全病理学各論(全12巻)』(学際企画)、『患者さんに顔のみえる病理医からのメッセージ』(三恵社)『患者さんに顔のみえる病理医の独り言.メディカルエッセイ集①〜⑥』(三恵社、電子書籍)など。

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