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【シリーズ「子どもには絶対に使ってはいけない生活用品」15回】

安全な「市販ラー油」の選び方は? 「天然色素」の表示にダマされてはいけない

オススメは沖縄県石垣島の「らーゆ」(ぴにおん)

 では、安心して使える市販のラー油はあるのか?

 沖縄県石垣島の「らーゆ」(ぴにおん)がお勧めしたい。原材料は、ごま油(沖縄産)、唐辛子(沖縄産)、植物油(大豆を含む)といたってシンプル。原料の比率は、ごま油が1%、唐辛子が20%、植物油が79%である。

 生産・販売している「ぴにおん」は「食は無添加。そして『かめばかむほどに味が出る』を原点に食品を造り続けてまいりました」(ホームページ)という石垣島の食品企業だ。「ぴにおん」では石垣島の素材にこだわった食品造りをしている。この「らーゆ」も石垣島産の有機栽培の唐辛子を使用している。小ぶりで辛いのが島唐辛子の特徴だが、これが独特の風味とさらっとした辛さのラー油に仕立てている。

 植物油も国産で「遺伝子組み換え大豆は使っていません」(ぴにおん)とのことなので、安全で安心できるラー油だ。


シリーズ「子どもには絶対に使ってはいけない生活用品」バックナンバー

郡司和夫(ぐんじ・かずお)

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法政大学卒。食品汚染、環境問題の一線に立ち、雑誌の特集記事を中心に執筆活動を行っている。主な著書に『「赤ちゃん」が危ない』(情報センター出版局)、『食品のカラクリ』(宝島社)、『これを食べてはいけない』(三笠書房)、『生活用品の危険度調べました』(三才ブックス)、『シックハウス症候群』(東洋経済新報社)、『体をこわす添加物から身を守る本』(三笠書房・知的生き方文庫)など多数。

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