では、現在市販されているスマホの衛生は、どう保ったらいいのだろうか。
最近では防水対応の機種も増えており、これらは水洗いがお勧めだ。ただし、「DIGNO rafre」のように浸水しやすいハンドソープを用いるのは非推奨。だが、水洗いだけでも雑菌はかなり除去できる。
iPhoneをはじめとする防水非対応スマホならば、PCなどOA機器向けクリーニングキットが効果的だ。抗菌タイプのクロスとクリーナー液がセットになったもので、クロスにクリーナー液を吹きかけて液晶面を拭き取る。
エレコムやサンワサプライなどの周辺機器メーカーが、1000円前後でクリーニングキットを販売している。防水機能装備のモデルでも、水洗い後にこういったクリーニングキットで“仕上げ”れば、さらに衛生は保たれる。
洗顔用の除菌ウェットティッシュで代用も
より簡単なものでは、OA機器用ウェットクリーニングティッシュという商品もある。もっと身近なものでは、洗顔用の除菌ウェットティッシュでも代用できる。使う場合、あまり水分を絞り出さずに液晶を拭き取ることが肝心だ。
見逃しがちな“スマホの清潔度”。「洗えるスマホ」の登場で、今後クローズアップされる機能になりそうだ。
(文=編集部)