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【連載「暮らしとつながるサプリメント」第3回】

"第六の栄養素"のひとつ食物繊維の威力! 不足すれば大腸の機能不全につながる

 これほど健康に重要な働きをしてくれるのが食物繊維だ。摂らなければ寿命を縮める。では、どんな食べ物にどんな食物繊維が含まれているのか?

 水溶性食物繊維では、ワカメやモズクに含まれるコンドロイチン硫酸、海藻類にはアルギン酸やカラギーナン、寒天、フコイダンなどが含まれる。こんにゃくや山芋にはグルコマンナン、ゴボウやニラにはイヌリン、熟したくだものには水溶性ペクチンが含まれる。

 一方、不溶性食物繊維では、未熟なくだものに含まれる不溶性ペクチン、全粒粉や野菜、豆類などにはセルロースやヘミセルロース、梨やココア、切り干し大根に多いリグナン、キノコ類にはβグルカンなどがある。

 こうした身近な食べ物をできるだけ食卓に並べよう。足りないと思ったらサプリメントで補うこともできる。

連載「暮らしとつながるサプリメント」バックナンバー

後藤典子(ごとう・のりこ)

ジャーナリスト、一般社団法人日本サプリメント協会理事長、農医連携ユニット理事
。同志社大学文学部卒業後、編集プロダクションを経てジャーナリストに。政治・経済評論をテーマにした取材・執筆を主軸としてきたが、サプリメントの取材をきっかけに市場の歪んだ情報の蔓延に義憤を感じ、生活者のための公正中立な情報の必要性を痛感。2001年、NPO日本サプリメント協会を発足、中立な情報機関として活動を始める。書籍の発刊や、新聞、雑誌、テレビ、ラジオなど、マスメディアにおいて執筆・評論・コメントを行うとともに、生活者や企業を対象とした講演活動を通じて、ヘルス・プロモーションの啓発に努める。現在、自己健康管理サイト「ヘルスデザイン」をプロデュースするとともに、
農と医をつないで健康と食の問題を検証するプロジェクト「農医連携ユニット」に関わるとともに、
「日本サプリメント協会」を通して生活者の健康リテラシーを向上させるための情報活動を行っている。

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