夏の疲れを引きずる秋バテに用心!【IWJImageWorksJapan/PIXTA(ピクスタ)
「なんとなく調子悪くてさぁ、ここんとこ忙しかったからなぁ」
電車の中で働き盛りサラリーマンの、こんな会話を耳にすることがある。確かに見渡すと、マスクをしている人も増えてきた。夏が終わっても「なんとなく不調」で元気がでない、あまり食欲もない......。
そんなあなたは、「夏バテ」が「秋バテ」へと尾を引いているのかもしれない?!
次のような調査結果が出た。アンケートサイト「Qzoo」を運営するゲイン(東京都港区)が、首都圏に住む20~50代の男女800人を対象に、「夏の不調と秋バテに関する調査」を実施。その結果、猛暑が過ぎても夏バテの症状が治まらない、食欲不振、全身の疲労感、だるい、無気力感が続く、いわゆる「秋バテ」を経験した人が52.8%に及ぶという。
9月が最も多く半数以上が"秋バテ"
なかでも30代の秋バテ経験者は、なんと61.4%。夏バテが解消する時期は9月が最も多く42.5%、10月以降に解消する8.9%を含めると、半数以上が秋バテを経験。ほぼ2人に1人が秋まで体調不良を持ち越していることになる。夏バテ時の食事は冷たい麺やサラダなどさっぱり系になり、「栄養のバランスが偏っている」と感じている人は71.5%もいる。
しかし、夏バテで体調不良を実感しても具体的な対策をとった人は、女性で20.3%、男性に至っては12.2%と少なく、全体では約8割が夏バテに対して何ら対策を講じていないことも判明した。